豆ちゃんの大原野だより

 映画、音楽、本、お気に入りの場所、食べ物等々……。感動したこと、体験したことを大好きな大原野の風景と共に発信

重いつばさ

2012年10月26日 | 音楽

先日、カラオケに行ったとき、一緒に行った人がこの歌を歌った。

1年B組新八先生の主題歌『重いつばさ』。

この主題歌、かなり好きだった。

この頃、ネクラとか真面目とかが敬遠される傾向にあったので、この歌を好きということは誰にも言わなかったけど。

詩も曲も、この当時の自分の心情に、とにかくぴったりだった。

それから30数年。

久々に真正面から聴いてみて、あらためて心の底から感動。

切ないけど希望がある。

これ以上の青年の応援歌はないと思う。

とにかく詞がいい、と思っていたら、川崎洋の詩だったことも初めて認識した。

川崎洋の詩は、合唱曲『海の記憶』で歌ったことがある。

確か、『最後の象』という作品。

最後の一頭になってしまった象の悲しみを歌った歌で、20代そこそこのときは「は?」だったが、

40歳を過ぎ、同じ時代を生きてきた同世代の存在をしみじみと大切に思うようになってくると同時に、

この詩の内容がじわじわとわかってきた。

透明感があるのに、ずしっとくる詩を作る人。

重いつばさ。岸田敏志のまっすぐな歌もいいね。

http://www.youtube.com/watch?v=32pLEZQmsRg

 

 

 


摺上川ダム

2012年10月11日 | 旅行

生まれて初めてダムに行った。

いや、小さいところは見たことがあったかも知れないが、ダムと意識しなかっただけかも。

行ったところは福島県福島市飯坂町にある摺上川ダム。

はじめからここを目的としていたわけではなく、泊ったところでもらったマップに載っていたので、

行ってみようかということで。

山に向かって20分ほど車を走らせていると、巨大な石の壁が見えてきた。

でかっ! 

予想以上のでかさでした。運転していたので写真がとれず残念。

さらに現地に到着してみて、あらためてその大きさを実感。

上の写真はダムの壁の上の道路。幅50メートル、長さはどのくらいかな、500メートル以上はありそう。

奥まで行けず、途中で引き返しました。

1966年に計画がスタートし、2005年にできたそうな。

39年もかかったのね。

このダムの水は川の下流部の生活用水として利用されるそうで、

震災のときは、ここに何台もの給水タンク車が通い、避難所に水を配ったとのこと。

ここから奥に向かって右手がダムでせきとめられてできた人造湖の茂庭っ湖(もにわっこ)。

 

この写真じゃわかりにくいけど、水面から写真を撮っているところまで、高さは100メートル近くあるのだよ。

そしてこちらが左手の風景。

まあ、高い高い。なんだかこちらが飛んでいる気分。

鳥ってこんな景色見てるんだなー。

息子が何度も「ヤッホー、ヤッホー」とこだまさせて遊んでいました。

私も久しぶりにやってみて、楽しかった。

これは、その手前にあるモニュメント。

昭和20年代終わりの人気ラジオドラマ「さくらんぼ大将」の主人公・六郎太少年とのこと。

知る人は60歳半ばくらいからでしょうが、一応、お約束のポーズをまねた記念撮影。

次は黒部ダムに行ってみたい。