豆ちゃんの大原野だより

 映画、音楽、本、お気に入りの場所、食べ物等々……。感動したこと、体験したことを大好きな大原野の風景と共に発信

標語

2009年10月31日 | 日記
今日で10月も終わり。早っ!
明日になったらカレンダーをめくらなきゃ。
今年は、標語付きのカレンダーを使っている。
お義母さんにもらった。

夫の実家の茶の間のすぐ目につくところに、毎年このカレンダーがかけられている。
帰って目にするたびに、結構その時の自分の状態を鋭く指摘するような言葉が書かれていて、反省したりちょっとうろたえたりしていた。
そのことをお義母さんに言うと、「2つあるから」と一本くれた。
以下は10月までのその標語と、( )は読んだ時の自分の反応。



1月 感謝の生活は、当たり前の事が有り難く思えることから始まる (ふむふむ)

2月 人の批判はし易いが、自分の批判は受容れ難い (うっ)

3月 苦難からは学ぶことが多く、享楽からは失うことが多い (…確かに)

4月 思い悩むより行ってみよ。行動の中から途が開ける (私はもうちょっと思い悩んだ方が…)

5月 過保護は親の自己満足であって、育てる子供を我儘にする (そうか、気をつけよう) ← (その前にもっと世話せーよ by夫)

6月 人の意見をまず聞くことが、協調への第一歩である (あ痛~っ)

7月 不満に思える身近な人から、自分は鍛えられ磨かれていく (うむむむむ…)

8月 人を大切に思う心の現われが、礼儀となり社会秩序の基となる (素直に反省)

9月 安逸だけを望んでいると、なんでもないことが苦になってくる (要注意!)

そして10月
   伸びる人は終始努力し、行き詰まる人は気づかぬ所で怠けている

 ピンポーン! これも痛いっす。

 そこでパソコン音痴から脱する努力と文章修業&感性を磨こうと思い、ブログを始めたのだが…。
 ブログをアップしていると遊んでいるような気がして、この標語が目につくたびに後ろめたい気になる。
 あ、遊んでいるからか。

 さて、みなさんは、どの標語が胸に刺さりましたか?






贅沢

2009年10月30日 | 食べ物
東京駅の八重洲口の地下に、一番街というレストラン街がある。
東京出張の帰り、ここの地下一階にある「串はん」という串揚げ屋さんでちょっと一杯やるのが、密かな楽しみだ。
串揚げのメニューはおまかせのみ。
何が出てくるかわからない。
あらかじめ「苦手なものはありませんか?」と尋ねられる。
「ありません」と答え、とりあえず生ビールの小を注文。
すぐに、ビールと突き出しの生野菜スティックが運ばれ、味噌をつけて野菜を食べながら、最初の串が揚がるのを待つ。串はストップするまで二本ずつ出てくる。
今回のメニューは、
・海老のシソ巻き
・生姜の豚巻き
・栗
・三つ葉のキス巻き
・ズッキーニとスモークチーズ
・レンコンの肉詰めカレー風味
・サーモンのイクラのせ
・松茸のささみ巻き
・牛肉とチーズ
あと一個、何だったっけなぁ…忘れた。
中ほどでビールがなくなり、グラスの白ワインを注文。
以上。

これまでに3回行って、3回ともこのパターン。
しめてお会計約4,000円、所要時間は30分のちょっとした贅沢です。

追記
もう一本は「厚切りハム」でした。(すごい!10本全部思い出せた

デジブック 『もみじ』(試作)

2009年10月28日 | 写真
デジブック 『もみじ』


なんだかさっぱりわからない。
夫から提供してもらった写真のデータ量が重すぎて画像フォルダに取り込めない。
gooアドバンスとやらも申し込んだのに…。
仕方がないので、大きな画像をアップできる方法を探していじくっていたら、こういうものができた。
写真提供は豆夫です。

しかし、普通に、写真を一枚チョンと載せるのためにはどうすりゃええのー?
今、ちょっと涙目です。



大作 その2

2009年10月27日 | 映画・演劇
さて、←このひよこのわけ

理由1 「長い」

映画が202分(3時間22分)もある。
見に行こうと思うと半日仕事になる。
その時間をいつ作り出すか…。

これまで見た大作と言えば…。

「風と共に去りぬ」…222分
「七人の侍」…207分
「大脱走」…172分
他、タワーリングインフェルノ(165分)、マイ・フェア・レディ(170分)。

どれも内容が濃くて見ごたえがあった。
「沈まぬ…」の映画製作のニュースを聞いたとき、単純に喜び、その後「でも、2時間ちょいであの内容を表現できるか?」と心配になった。
その心配は解消されたのに、勝手なもんである。


理由2 「つらい」

映画のホームページで予告編を見た時、
一瞬流れた、ズラッと並ぶ白い棺の映像に、少なからず衝撃を受けてしまった。

日航ジャンボ機墜落事故の犠牲者数520人。
この数を「実感」し、事故当時の報道で知って涙が止まらなかった、数々の遺族のエピソードを思い出してしまったのだ。
事故の時はまだ学生。守られる立場だった。
それからン年。
守りたいものが増えた今、当時見えていなかったことが見えてくるだろうと思う。
それを思うとつらくて、そのつらさが怖い。


理由1は、このつらさを回避するための単なる言い訳。
原作者がフィクションの力を借りて一番伝えたかったのは、この失われた520人の命だったと思う。
それを考えると、202分は短い。

双子

2009年10月26日 | 日記
ベトナムのドクちゃん(あ、もうドクさんの方がいいか)に、双子の子どもが生まれた。
男の子と女の子。
赤の他人の出産だが、なんだか嬉しい。
双子かー。
育児大変そう…。
でも、かわいいだろうなぁ。

ドクさんが生まれたとき、この子がパパになることを想像できた人がいただろうか。
医学の進歩ってすごい。
もちろん、ドクさんの努力も。お嫁さんもえらい!

ベトさんの分まで幸せになってほしい。

大作 その1

2009年10月25日 | 映画・演劇
人の名前ではない。
映画の話。

昨日から映画『沈まぬ太陽』が封切られた。
夏の初め頃、この映画が作られていると知って「おっ、やったー!」と喜んだ。
同名の原作小説を文庫版になった時にさっそく買って読み、かなり衝撃を受けた。
以来、「映像で見たいなー」という強い欲求を持っていたが、同時に「この映画は作れんやろなー」とも思ってあきらめていた。
スケールのでかさに加えて、現存する一大企業の汚れた体質と政治家の癒着を、あばいているから。

この小説が週刊新潮で連載された時、かなり強い反発があったそうだ。
「ストーリーが事実と違う」「主人公を実在のモデルより良く書きすぎている」と。
これは小説なのだから、事実と違うのは当然なのだが、物語の核を成している飛行機の墜落事故の描写は、小説の技法を使ったルポのようにも読み取れる。
多くの人がよく知る大事故が核になっていることで、確かにすべてが本当のことであるかのような錯覚にも陥る。
小説への強い反発も、細部は違うけど大筋は当たっていることを証明しているように受け止められる。
おそらくそれが著者のねらいで、「フィクション」のぎりぎりの形を使って、真実を伝えようとしているのだろう。

その超がつく話題&問題の大作映画化。
しかも、このタイミングでの封切り。
さっき、チラと出演者の記者会見のニュースを読んだが、主演の俳優・渡辺謙が、この映画の製作と公開までの皆の苦労を思い起こして号泣したとのこと。
おそらくそれでも一つの映画が作れるようなドラマがあったと思う。

そんな久々の、しかも待ちに待った作品。ぜひ映画館で見たい。
見たいけど…。
(←このひよこのわけは、次回)







ど忘れ

2009年10月23日 | 音楽
最近、とみにど忘れが激しい。特に人の名前が出てこない。

「紅白」でコメントを下さった「まぁくⅡ」さん。
実はあなたの想像どおり、ここぞとばかりにはりきってお気に入りの演歌歌手の名前を挙げようとしたのだが…こういう時に出てくるんよね、ど忘れの症状って。

私が名前を挙げた男性歌手は、
一人目、氷川きよし。
「これも演歌やん!」と言われるかもしれないが、私のカテゴリーでは実力派アイドル系。
二人目、SMAP。
これは適当。というか、白状すると一人目二人目は若く見せようと見栄を張って言っただけ。今ならここを郷ひろみに変える。

そして、三人目。
ここだけはゆずれないもんねー、と名前を言おうとするのだが、出てこない。
以下、NHK調査員(以下、N)との連想ゲームのような会話。

豆 「ほら、演歌の、重鎮の一歩手前くらいの…」
N 「さぁ、誰でしょうねー」
豆 「かどかわひろし!と似た名前」
N 「かどかわひろし、ですか?」
豆 「違います。似てるだけ。ほら、あの有名な歌を歌っていた人ですよ」
  歌の名前も出てこない。しかたない…
豆 「私バカよね~、おバカさんよね~の人」
N 「すみません。私も疎くて…」
  歌まで歌って、減点になりそうなくらいのヒントを出しているのに、まだわからんのか!
  と、自分のど忘れを棚に上げてひそかに腹を立てる。
豆 「ちょっと待って下さい。CD持っているので、見てきます」

  あわてているので、見当たらない。長渕剛のCDが目についた。

豆 「見つかりませんでした。長渕剛でいいです」
N 「えっ、いいんですか?」
豆 「いいです。だって、思い出せないもん」←すねている
(以下、略)

最後まで、出てきませんでしたね。細川たかし、が。

あとで調べたら、何か問題があってここのところ紅白に出ていないらしい。
でも、彼の02年の「津軽山歌」は絶品でした。
http://www.youtube.com/watch?v=5pFgp-9VcmU

紅白

2009年10月21日 | 音楽
半月ほど前になるかな?
夜8時ちょっと前くらいに、NHKの紅白歌合戦に関するアンケート調査という電話がかかってきた。
出場者を決める参考にするため、出場して欲しい歌手を女性と男性それぞれ3人ずつ挙げて下さいとのこと。
調査対象年齢をバラつかせるため、この家で7歳以上(だったかな?)で、家族で年齢が上から2番目の人にお願いしたいとのこと。
「はーい、私です!」とはりきった。

が、普段そんなこと考えていないし、テレビもあまり見ていないので、急に言われてもすぐに思いつかない。
結局、希望する人ではなく、昔からなじみがあり、そこそこ嫌いではなく、名前の出てきた歌手名を挙げるにとどまった。

で、今、「なぜ、郷ひろみを挙げなかったのだろう」と悔やんでいる。
彼の『お嫁サンバ』をどこかのプロのサンバチームの豪華なダンス付きで見てみたかったなぁ。

人形劇 その2

2009年10月20日 | 日記
私が子どもの頃、よく見ていたNHKの人形劇と言えば「新八犬伝」。
夕飯後、じいちゃん、ばあちゃん、姉と私、というだいたいこのメンバーでテレビに向かい、みんなで一緒にストーリーにハラハラし、九ちゃん(坂本九)の狂言回しに笑い、玉梓が怨霊に真剣にビビった。
相方は「ひょっこりひょうたん島」だそうだ。

三銃士のホームページを見ると、これまでの放送した人形劇にメッセージを送るページがある。
「新八犬伝」に投稿されたメッセージを読んでいると、自分と同じ感想も多く、こちらの記憶も掘り起こされて、気がつくとニマニマしながら読んでいる。
http://www.nhk.or.jp/sanjushi/
大人になってからはいくつか舞台で人形劇を見た。
名古屋の「むすび座」は、保育園に勤めていた時、年1回、園で子どもとお母さんたちと一緒に観賞して盛り上がった。
同劇団と三味線やそすけのコラボ企画「雪をんな」も良かった。
保育士をやめてからは、数年前の全国ろうあ者大会で、「デフパペットシアターひとみ」の「わんぱくスサノオ大蛇退治」を見て、また久々にわくわく感を思い出した。
これは、ろう者も演じていて、動きや、時々出る吹きだしのセリフで、聞こえない子どもにも内容がわかるように工夫されている。
聞こえない人に配慮する一方で、効果音も凝っていて、すごいと思った。
http://deaf.puppet.or.jp/susanoo.html
「雪をんな」以外は仕事で見ていたのだが、気がつくと童心にかえって真剣に楽しんでいる。
そういえば「むすび座」の公演で、演者が子どもに「○○やりたい人」と呼びかけた時、「はーい!!」と子どもを押しのける勢いで元気に手をあげて、お母さんたちに笑われたことがあったなぁ。
人形劇の魅力のせいです。


人形劇 その1

2009年10月18日 | 日記
NHKの人形劇「三銃士」が始まった。
今、我が家のマイブームになっている。
平日夕方6時から毎日放送しているので(今月末から金曜のみ)、保育園から帰宅するとき、なかなか前に進んでくれない息子が、「三銃士、終わっちゃうよ」というと、まっすぐスタスタ歩いてくれるので助かっている。

夫と子どもは全部見て、私は一回見ただけだが、人形がすごく魅力的。声の助けもあるけど、動きで微妙な表情も見せてくれる。
さらに背景や小道具も凝っていて、気がついたら食い入るように見ていた。

息子は、三銃士が「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」と言って剣を合わせる場面が気に入っているようで、食事の時に、乾杯の代わりにさせられる。
お行儀が悪いが箸でやるときもある。
しかし、この言葉、オリジナルは『ユタと不思議な仲間たち』だと思っていた。
夫は生協が考えたキャッチコピーだと思っていたとのこと。

「新八犬伝」以来、ン年ぶりに本腰を入れて見てしまいそうだ。
ひとつ楽しみが増えて嬉しい。