丁度去年の今頃、友人と二人、南禅寺の近くでランチをして紅葉を見てから、
京都市近代美術館の山口華楊展を観に行き、とても充実した時間を過ごせた。
なかなか会えない友人と一緒だったことが大きかったのだが、
一流の絵画の実物を眺めて、結構感動した。
山口華楊って誰?って感じで行ったのに・・・。
本物の芸術は、こちらの興味あるなしに関係なく・・・というか、
「ない」と思っていた自分の興味関心を、
どこからかぐわーっとわしづかみにして引き出す力があるんだなー、と驚いた出来事でもあった。
土門拳の写真群もそうだった。
ので昨日、京都市美術館の竹内栖鳳展を観に行った。
今回も、「たけうちせいほう?それ誰?」だったが、
近代日本画の「巨人」とあるからには、観ておかなくっちゃ!
ポスターには上の絵が使われていて、これも確かに名作だが、
他にもさまざまな大作がたくさんあり、見応え十分。
私的には獅子の左前脚のフワフワ感がお気に入り。
下の絵だけど、わかるかなー。
3時過ぎに行ったが、館内は結構混雑していた。
この展覧会は12月1日まで。
来年の今頃は何展をやっているのかな?
今年は一人で行ったので、感想を話し合える人がいなくて、ちと寂しい気もしたよ。
来年はぜひご一緒に。