豆ちゃんの大原野だより

 映画、音楽、本、お気に入りの場所、食べ物等々……。感動したこと、体験したことを大好きな大原野の風景と共に発信

七五三

2010年11月30日 | 子ども

日曜日、息子を連れて親子三人で大原野神社に七五三のお参りに行きました。

羽織はかま…は着せなかったけど、なんちゃってネクタイ付きのシャツと、紺のズボンと、新しい靴で。

お父さんはジャケットとスラックス、お母さんはワンピース、と私たちにしては一応ちゃんとした格好でおでかけ。

ところがこのワンピースが、久ーしぶりに着たらきついのなんの。

なんとか背中のファスナーが閉まりましたが、閉めてくれた夫の話では、「閉める前の開き具合は、理論的には絶対無理な間隔やった。なんで閉まったのかようわからん。不思議」とのこと。

息子には「ママ、息したらあかんで。服破れるで」と何度も言われるし。

とりあえず閉まったからええねん!と言いつつ、ちょっとハラハラ。

神社では御祈祷をしてもらいました。

昔はちっともわからなかった祈祷の言葉ですが、よく聴いていると難しいことは言っておらず、だいたいわかります。

神主さんは天の神様、地の神様、仏も含め、あらゆる神に、かしこみかしこみ祈りの言葉を捧げてくれ、神妙に聞き入りました。

御祈祷の後は、千歳あめとお札とお守り、お菓子や折り紙のお土産、それと春日茶屋のみたらし団子券がもらえました。

息子はみたらしが大好きで大喜び。

私は千歳あめを食べたことがなく、息子にもらって初めて食べました。

細い板状からねじった形になっていて、少しやわらかくておいしかった。

 

 


鞍馬寺

2010年11月25日 | 日記

ようやくデジカメで撮った写真をアーップ!

一昨日、鞍馬寺に行ったときの写真です。

この日は、鞍馬寺が主催する「平和の祈り」という行事がある日。

それに、所属する合唱団の一員として参加し、本堂の中で歌を歌ってきました。

この時期の鞍馬は、年にもよるけど紅葉がピーク。

今年もとても、とてもきれいでした。

特に比叡電鉄の駅、市原を過ぎてから終点鞍馬までの車窓の風景の美しいことと言ったら・・・。

思わず何度も歓声を上げてしまいました。

 

朝早くに出町柳を出発するのですが、いつもすごい人。

鞍馬寺は最近パワースポットとしても有名になってしまったので、さらにすごい人ごみを想像していきましたが、今年はそれほどでもなかったなぁ…。なんでやろ?

終点の鞍馬駅で電車を降りたら、鞍馬寺の山門を目指し、そこをくぐってケーブルカーに乗り、降りたら少し山道を歩き、階段を上り到着。

いつもはそのまま本堂の横にある寺の建物の控室に向かうのですが、今年は平和以外にも個人的にいろいろと祈りたいことがあったので、お参りをしました。

鞍馬寺は、毘沙門天、弥勒菩薩、護摩法王尊を三位一体とした「尊天」が本尊なのですが、わかりやすく言うと「自然崇拝」で、宇宙全体を崇める考え方に基づいたお寺だそうです。

夫に言わせると「自然崇拝」というのは、神社の性格に近く、鞍馬寺も神仏習合の寺でもあるよう。

そういえば、行事が始まるとき、お坊さんを先頭に私たち音曲献上隊が正装して並んで本堂に向かうBGMが雅楽だったので、「あり?」と思っていたのですが、これで納得でした。

私はこの「神さんも仏さんもなんでもあり!」の考え方が好き。熊野も確かそう。「くる人拒まず。他所の宗教の信者も来て来て」。

一神教から見たら、節操なく映るのかな? でも自分が大いなるものの一員であり、自分も他者も大切にしましょうというのが宗教の本質だと思うのですが…。

本堂の中では、読経のあと火を灯したロウソクを持ち、参加者みんなでこう唱え、世界の平和を祈ります。

まず、自分の心に灯をともそう。

そしてそれを隣人に与えよう。

あまり知られていない地味な行事ですが、続けてほしい大切な行事です。

 

 


大原野

2010年11月22日 | 子ども

昨日は、絶好のお散歩日和。

家の掃除をすませ、お昼前から息子と大原野神社へ。

息子に、保育園で大原野神社に行くときに通るルートを教えてもらって行きました。

大原野神社には何度も行っているけど、このルートは知らなーい。

「こんなところ通ってもいいの?」というような家と家の間のせまい道もあり、そこを抜けると、目の前に紅葉した西山がパァーっと現れた。

車があまり通らず、変化にあふれた素敵な道。

場所場所に「石ころ広場」とか「ガタゴト道」と、子どもが名前をつけていて、それも楽しい。

到着した大原野神社は紅葉真っ盛り。

七五三のお宮参りの家族連れで、にぎわっていました。

息子も今年は5歳のお参りの歳。

来週もお参りで来る予定だけど、今日もお参りを。

そして、いつもの春日茶屋へ。

お客さんでいっぱいだけど、勝手知ったる…でサッサと奥の席へ。

お昼はそこのおでんで済ませ、デザートに息子は草もち、私は今シーズン初のぜんざいをいただきました。

 

 


副作用

2010年11月19日 | 子ども

ここ3日ほど、インフルエンザワクチンを接種した部分が痛痒く、腕全体がだるかった。

昨日あたりからマシになってきたけど、その前日、前々日がピークだった。

そういえば「予防接種」というものをしたのは、大人になってからは初めて。

子どものときに予防接種をしてもこんな副作用を感じたことがなかったので、気軽に受けたけど、微量とは言え、毒を体内に取り込むのだからこれくらいの副作用は仕方がないのだろう。

ただ、子どもについてはやはり心配。

接種前、問診票を書くとき、ちょっと迷った。

「重篤な副作用があることを理解した上で接種を希望しますか」

いくらその確率が低いとは言え、「重篤な」と書かれているとやはり一瞬、ビビる。

その一瞬の間に、これまでに見聞きしたいろんな事例を天秤にかけ、最後は完全に安全なものはないから、安全度の高い方を信じて選ぶしかない。

病気や障害を持った子の親は、こんなものの比ではない難しい決断を迫られることを体験している。

しかも、じっくり考えるための十分な時間もないことが多い。

やるせない。

せめて、今後の人生も見通した十分な情報を、医療側は提供してほしい。

 

 

 


予防接種

2010年11月16日 | 子ども

昨日は息子と一緒に、行きつけの小児科にインフルエンザの予防ワクチンを接種しに行った。

息子は「注射はイヤ」と渋っていたが、待合室におもちゃがたくさんあり、時々友だちも来ているここの医院がお気に入りでもある。

行ったら、同じ保育園に通う一つ年上のお姉ちゃんたちがいて、楽しそうに遊び始めた。

そして、注射。

これまでになく、大泣きして暴れた。

先に私が打って、痛くない様子を見せたのだが(本当に全く痛くなかった)、効果なし。

渾身の力を振り絞って、逃げようとする。

必死なのですごい力。こちらも抑えるのが大変だった。

去年の今頃、注射をしたときは、ここまでイヤがらなかったのに・・・。

なんとか接種後、謝る私にお医者さんが言うには、「男の子の4~6歳が、恐怖心が芽生え、一番注射に抵抗して大変な時期」だそう。

3歳はまだそれほど恐怖心がわかず、7歳以上になると我慢ができるようになるそうだ。

これも成長過程の一つなんだなー、と納得。

でも、「半月後の2回目の接種のとき、またこの騒ぎかよ」と思うと、ちと、気が重い。

保母時代、予防接種のときに大騒ぎしていたのも、決まってそれくらいの年の男の子だった。

女の子はそれほどでもなかった。

痛みへの恐怖心って、何か男女差があるのかな?

女は出産するから、男に比べて痛みへの恐怖が少ない…とか。


鶏よし

2010年11月14日 | 日記
昨日の浅草での夕飯は、浅草の雷門から西に200メートルほど歩いたところにあった焼鳥屋で一杯。夜9時半過ぎ、一人でカウンターに座り、ワインと砂ズリ、皮、ナンコツ、シシトウ、しいたけなどを頼む。
焼き鳥を待ってる間、店にあった読売新聞を読む。
まるでオッサン。
でも、こういうスタイルが一番落ち着く~。
突き出しが来た。二種類あって、煮物と大根おろし。
後者が気がきいている。
串が来た。
なぜか普通の肝。頼んでいないと思うけど、最近ボケが進んでいるから確信がない。
とりあえず食べる。…美味しい。
注文の品も来た。美味しい。
同じのがまた来た。あれ?
店員さんが「すみません。間違えました。お代は要りません」と謝りにくる。
美味しかったから払うと言ったけど「プレゼント」と言って受け取ってくれない。
得した。
美味しかったし、お店の人も感じ良かったから、また行こう。
お店も得する。

2010年11月11日 | 日記

先日、↑このカジュアルパンプスの黒を買った。

これがなかなか履き心地が良くて、気に入っている。

買おうと思ってイメージしていたのは、もっとハードなデザインのものだったので、最初、店員さんから勧められたときはそれほど興味がわかなかったが、「せっかく出してくれたし」と試しに履いてみて、その足へのフィット感と歩きやすさに「オォッ」となって、買ってしまった。

履くたびに嬉しい、久々に「出会った」感のある靴だ。

ブランド名は「Cava Cava」。サヴァサヴァと読む。

 


責任

2010年11月09日 | 日記

チリの落盤事故で生存者がまだ地下のシェルターに閉じ込められていたとき、しばらく続きそうなここでの生活を正気でやり過ごすには、「自分だったら現実逃避してしまいそう」と書いた。

が、全員が生還を果たしたとき、いろいろなニュースで地下での生活の様子が明かされ、それを元に心理の専門家が分析していたのは違った。

・地下で役割分担をして、毎日、自分に与えられた仕事をこなしていたこと

・父親、夫、息子である自分を頼りにして待つ家族がいたこと

この二つからくる「責任感」が大きな支えとなったそうだ。

他に、信仰心(信じる心、感謝する心)も支えになっていたそうだが、この事故に関する報道でさまざまなコメントがあったなか、NHKニュースで解説していた専門家の「責任感は生きる力」というコメントが、私には一番印象に残った。

先日感想を書いた『錦繍』。

不幸な出来事に傷ついた主人公たちが、最初は過去をグチり、現状を嘆く。

しかし、手紙のやりとりをしているうちに、自分を必要とする身近な人の存在や、自分の役割に気づいて、生きる力を取り戻していく。

登場人物の中で、私が一番好感をもった主人公のお父さんの言葉がこれ。

「人間は変わって行く。時々刻々と変わって行く不思議な生き物だ」。

変えていくのは、責任感かなと思った。

 

 


園のお祭り

2010年11月07日 | 子ども
昨日は午後から、息子が通う保育園のお祭りでした。
2部制で、1部はヴァイオリンとピアノの演奏、2部は保育園全体を使って、親の会と保母さんたちが考えた遊びコーナーを次々に周って遊びます。

1部の演奏をしてくれたのは芸大の学生さん。あまり期待はしていませんでしたが、なかなかの腕前で、結構聴き惚れてしまいました。クラッシックが多かったので、子どもにはやや退屈だったかも知れませんが、子どももまあまあ聴けていたし、やはり、生の演奏はええなぁ…と、いつもコンサートに行くたびに思うことを、ここでも実感

2部は遊びコーナー。
普段、なかなか他のお母さん方と交流する機会がないのと、係の仕事もこれまであまり参加できていなかったので、ここぞとばかり「プラ板」のコーナーの当番を引き受けました。

ところで「プラ板」って何?
と思っていたところ、祭りの二日前に偶然、主担当のお母さんに小児科医院でバッタリ。
これ幸いと、説明を受けたところ、子どもが絵を描いたプラスチック板をオーブントースターで炙って縮め、それに紐を通すだけ。まぁ簡単そう。

安心して当日に挑んだのですが、これが結構手間がかかって大変!
次々くる子どもの対応に追われ、30分だけの当番の予定が、結局1時間以上も、その場を離れられず・・・。
しかも、一番忙しい時に、遊びが上手くいかなかったと、息子が拗ねて甘えてくるし・・・。
他のお母さんから「ちょっとー。ここのコーナー大変やん。人足りんよねー」と同情の声がでるくらいワヤワヤした状況でした。

でも確かに手順に慣れるまでは大変でしたが、慣れてきてからは、他のお母さんと連携しながら子どもに対応するのが、なかなか楽しかったのでした。
あの間、数分、私は確かにベテランの的屋のおばちゃんになっていた、と思う。
そして、できあがった作品を、「はい、ええのんできたな」と渡すと、照れと嬉しさが混じった表情で受け取る、その子どもの様子が、とても可愛いかったのです。

一方、我が子はずっとほったらかし状態。
気になっていたけど、彼もラムネつかみでたくさんラムネをゲットしたことと、くじ引きで塗り絵が当たったこと、いろいろな工作ができたことで大満足。
めでたしめでたし。

あわただしくて楽しい一日でした。
夜は本を読み終えると母子ともに即爆睡でした。