昨日から沖縄へ。
ためてあった振り休と夏休みを1日使って三泊四日の旅だ。
こういう楽しみがないと、今年の6月はキツい!と思い、1カ月前に自分で自分の鼻先にこの人参をぶら下げた。
来年になると息子も一年生。混まないシーズンに人気スポットに行けるチャンスは、今年を逃したら当分来ないし…というのも理由の一つ。
沖縄に行くと決めたら、何人かに「暑い時にそんな暑い場所に行かなくても」と言われた。
こちらも覚悟して行ったが、来てみると確かに日差しは強いけど、なんのなんの。暑さは京都の方がよっぽど暑い。恐るべし!京都。
息子は昨日一日中ハイテンションだった。モノレールに喜び、空港に喜び、飛行機に喜び、プールに喜び…。
沖縄旅行計画の話をした時「行きたくないー!!」と言って泣いて困らせてくれたのは誰だ?
あまり興味なさそうだった夫も、日が近づいてくると、沖縄旅行用カメラバッグを買ったり、沖縄で食べたいものについて急にしゃべりだすなど、嬉しいのがありありとわかる行動を取り始めた。
写真は出発前日「ここに行きたい」と急に希望を出してきた佐喜眞(さきま)美術館。
普天間基地の一角にある小さな美術館で、丸木位里さん、俊さん夫妻の力作「沖縄戦の図」が納められている。
昨日から展示が始まった長尾紀壽さんの型染めも合わせて、沖縄らしい気骨のある素晴らしい展示だった。
住んでいる地域のガス管が損傷し、昨日からガスが使えなくなった。
ご飯やお湯は電器で炊いたり沸かしたりできるし、
おかずもホットプレートでオッケー。
へぇ、ガスなくても結構いけるなーと思ったが、お風呂に入れないのは痛い。
特にこれからの時期はねー。朝は満員電車に乗るから、匂いがするのは周囲に迷惑になる。
今朝、情報を見てみると、復旧まで3~5日かかるとあった。
あ~あ、どうしよっかなー、お風呂。
我慢して水シャワーで済ますか…と思いながら帰宅すると、ピンポーン、とガス会社の人。
ガスが復旧したとのことで、ガスコンロの点検とガス漏れ検査をしてくれ、あっさり復旧。
いやー早い復旧で助かりましたわ。
ガス会社の皆さま、お疲れさまでした。
今日は、お湯がとても貴重に思え、有難ーい気持ちでお風呂に入りました。
夏本番前、ガスも電気も水道も、大切に使わねば・・・と思わされる出来事でもありました。
帰りも博多までかもめに乗った。
指定席を取ってあったが、大雨でダイヤが乱れたため、とりあえず到着した列車に乗った。
自由席の1号車へ。
運良く座れて、さぁ発車!
となった時、運転席と客席の間の白いガラスが一瞬で透明になった。
「ヘッ!?」
驚いて目が点に。
思わず通路を挟んだ隣の席のおばさんに、「今のは一体なんですか?」と尋ねると、
「不思議でしょー。私も車掌さんに尋ねたの。なんかブレーキをかけたり解除したりすると一瞬にしてスモークか何かが出るようにしてるらしいの。でも車掌さんもしくみはよくわからないって言ってた」
とのこと。
「へぇ、そうなんですか。それにしてもホント一瞬で変わりますねー。不思議ー!」
しかし、スモークにしちゃあ煙の揺れがなさすぎるよなー、どないなってんのかなー、と停車や発車の度に凝視していたが、よくわからなかった。
また、「何のために、停車のときは白くするのか」で、おばちゃんたちと議論しあった。
が、
「停車のとき、運転手さんがいろいろやってんのを見られたくないんじゃない? 車掌さんとハグしたりとか」
という程度の意見しか出てこない。
帰ってから調べてみると…。
あのガラスは「瞬間調光ガラス」というものだそうで、ガラスの間に液晶シートと中間膜が挟み込んであるそうな。
スイッチ一つで透明と不透明の切り替えが瞬時にでき、割れたときに破片が飛び散るのも防げるそう。
スモークと違うがなー! 車掌さんもいい加減なこと言ってんなー
また、かもめのそれは非常ブレーキと連動させてあり、事故のときグロテスクな光景を見せないためなのだそう。
…ハグも当たらずとも遠からず?
いやー、しかし、黒皮のシートに瞬間調光ガラス、ついでに切符ポケットに降り損ない未遂事件と、行きも帰りもサプライズがあり楽しませてくれたかもめちゃんでした。
九州って久しぶり~。
5年前の長崎以来か。
佐賀は九州で唯一残っていた滞在未経験の県だったので、来れてちょっと嬉しい。
何にも観光できないけどさー。(T_T)
京都からの新幹線を予約したので九州新幹線には乗れず、ちょっと残念。
でも、博多からかもめに乗れた。
かもめってば、フカフカでゆったりめの黒い皮シートで、ちょっとラグジュアリー。( ̄ー ̄)
前の座席の後ろに切符を入れるポケットもある。
「お、ええやん、ええやん、気がきいてるー。でも、こういうのって忘れる人多いやろなー」
とか思いながら満足気にゆったりと本なんぞを読んでいたら、途中から没頭してしまい、電車が止まったので「あら、どこ?」と優雅に駅名を確認すると、佐賀駅…。(・_・)エッ....?
ドヘェ~!ウソやろ~!!(*゜▽゜ノノ゛☆
大急ぎで荷物を持って出口へ!
幸いに降車客が多く、ふぅ、間に合った。
と、安心した次の瞬間、座席に切符を忘れたことに気付く。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~
「おいっ!! まにあうんかいっ!?」と自分に厳しいツッコミを入れながら、また大急ぎで座席に取りに戻って切符を取り、何とか下車セーフ!!
あんまりびっくりしたので、駅前に予約していたホテルでチェックインするとき、まだ手が震えていた。
周囲の乗客、何事かと思ったやろなぁ…。切符ポケットのバカバカ…。
出張先で仕事する前から、もう二仕事を終えたくらいの疲労度でした。(T_T)
日曜の夕方、それまで友だちとはしゃぎまくってめちゃくちゃ元気に遊んでいた息子が、急に甘え出し「頭が痛い」と言いはじめたかと思うと、あれよあれよという間にぐったりして、熱が出始めた。
出始めたら熱はぐんぐんあがって、夜中には39度。
おーい、えらいこっちゃ!と思うが、なすすべはなく、冷たいお茶を飲ませたり、「足が痛い」というので足をさすったり。一晩目はずっとそんな感じ。
冷蔵庫に、解熱剤の座薬があったけど、使うのには早すぎる。
呼吸も脈拍も速いのでちょっとネットで調べると、5歳くらいの場合、呼吸は1分間に30回程度だったら正常範囲で、肺炎とかの心配はないらしい。
時計の秒針を凝視しながら数えると、29回。一応ホッ。
朝、熱は38度台になり、お腹がすいたとパンも食べるので、そこでまた少し安心するが、
10時半くらいに39度5分。
私は本人がしんどそうだったら、もう少し家で休ませておきたいけど、夫は「すぐに医者へ!」と言う。
「・・・・・・」と思いつつ言い争ってる場合でもないので、夫に車を出してもらって医者へ。
行くと予防接種の赤ちゃんが多くて、20人、1時間半待ち。
長椅子に横になり、時々か細い声で「まだ~?」と聞いてくる息子の背中をさすりながら待つ時間の長いこと。
「ほーらやっぱりしんどそう。家にいた方が良かったのでは?」
「冷たいお茶を持ってくるべきだった。夫が急かすから・・・もう」
「こんなとき、病院は往診すべきー」
と、怨瑳の塊となる。
ようやく、診察。
医師によると、こういう熱だけが高くて他の症状はあまり出ない夏風邪が6月に入ってから流行っているとのこと。
それを聞いてホッ。来て良かった。
お薬をもらって帰る。
解熱剤は今まではアセトアミノフェン系の座薬だったが、今回は経口薬でコカールという名前のもの。
ちゃんと子どもに安全なアセトアミノフェン系のものだろうな?と念のためネットで調べる。
確かにそうだったことを確認して、ご飯のあと飲ませる。
熱はあまり下がらず、夕方また40度近くまで上がってきたが、
「身体も熱を出して戦っているのだー」
「薬の効き目は緩やかな方がいい!」
とビビる自分に言い聞かせ、昼に飲ませて8時間以上経ったのを確認してから、もう一度解熱剤を飲ませて寝させる。
翌朝、また少し熱が下がり、口数も昨日より増えて回復の兆しが見えてきた。
まぁ、何度経験してもこの母は、高い熱に動揺し、医者に連れていくタイミングを迷い、出された薬を疑い…ということをを繰り返しております。
家が今とっているのは読売新聞。
以前とっていた朝日と比べると、読み応えがも一つで、土日版もいま一つなんだけど、
毎日掲載されている「人生相談」のコーナーが興味深くて、これを読みたいがゆえに換えられない。
読者が投稿する悩みに、精神科医、作家、元スポーツ選手、大学教授らが、交代で回答している。
結構、苦慮して回答を考えておられるそうで、
「なるほどー。そういう考え方ねー」とか、
「この伝え方は、私が質問者だったら有難くて号泣するわー」と、
大体、毎回回答に感心している。
ごくたまに、超手前勝手な悩みというか質問もあり、
自分が回答者だったら、「何甘えとんじゃー!!ボケー」としか言えないような内容にも、
本っ当に上手く答えていて、感心することしきり。
ま、時には回答者も切れてることもありますが、それも面白く、毎朝ホント楽しく勉強させていただいている。
と同時に、人間の悩みって、ほとんどが人間関係なんよね。
これまで数年見たところでは、悩みの原因は、
1位 配偶者
2位 職場の人間関係
3位 配偶者の親族
4位 自分の親
5位 友人関係
6位 子ども
7位 近所づきあい
ってところかしら…。
このあとに、自分の性格や容姿、将来への不安などがつづく。
ちなみに今日の悩みの内容は、
「出産で実家に帰ったとき、実父に嫌なことを散々言われたことへの怒りと、次の出産時の不安」。
回答には、次は夫婦で乗り切るようアドバイスされており、「こういった事例は少なくない」とも書かれていた。
当然のように実家に帰り、「娘が出産で里帰りしてくれたー!わーい」と喜んでいた父親に、「へ?そんな嬉しいもんか?」と冷めた目で見ていた自分を振り返り、ちと反省。
久~しぶりに、父の日になんか贈るかな。