靖国参拝

安倍首相が靖国神社を参拝した。
町では号外が配られていたので、もらってきた。

私は要人の靖国参拝は反対である。
なぜなら、靖国は第二次世界大戦中、軍国主義のシンボルとして使われ、A級戦犯を祀ってあることからして、それは現在も継続していると考えるからだ。
靖国を参拝するということは、軍国主義の肯定と海外諸国に解されても仕方がない。

第二次世界大戦の経緯や、米中関係が急速に深まっている現在の外交勢力図を考えれば、アジア諸国の猛反発はもちろん、アメリカだって味方はしないだろう。
安倍首相が靖国を参拝して対外的に得るものは何もなく、中韓関係では窮地に立つことになるだろう。

国内を鑑みると靖国参拝、憲法改正への積極性、特定機密保護法の公布、などから安倍政権は着々と戦争への布石を打っているように思えてならない。
いったい、どこと組んでどこを攻める気なのだろう。
北朝鮮？アフリカ諸国？？？
客観的に考えても国益になるような戦争相手は思いつかない。

それ以前に、私はいくら国益になろうが、戦争には反対である。
この年の瀬に本当に寒々しいニュースだ。