NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

メヒコ版お年玉!?

2006-01-06 14:24:10 | メキシコ生活記

本日1月6日は、『三賢人の日(Día de los Reyes Magos)』です(三賢人の日って?と言う方はこちらへ)。日本の子供達がお正月のお年玉に狂喜乱舞するように、この日はメヒコの子供達にとってすごくすごく楽しみな日です。お金ではないのですが、国中で子供にプレゼントをする日なんだそうです。伝統行事だとか。ちなみにイスカテオパン(タスコの南西)では、この日を民族舞踊で祝うとか。

でも、どうやらこの行事を楽しむのは子供に限っての事ではないみたい。写真はRosca de Reyesというパンで、シロップ漬けのイチジクやらチェリーやら、色々のっています。このパンを今日1月6日に食べるのですが、中に小さな人形などが入れてあり、誰にその一切れが当たるかはお楽しみ。でも、聞いた話によると、人形が入った一切れに当たった人は2月2日(カンデラリアの日)にその場にいる人にご馳走しなければいけないんだとか。当たっても嬉しくない一切れです


ところで、このパン、大きいものから小さいものまでサイズが色々あるのですが、Superamaには小さめのものは売っておらず、私たちが買ってきたこのサイズが一番小さかったのです。写真では分からないでしょうが、横40cm・縦26cm位ありますお値段はこの大きさで82.5ペソ(830円位)でした。155.9ペソのmoreジャンボサイズもありました。横にいたお婆さんが「大きいのしかないわ・・・」とつぶやく声が聞こえましたが、本当にそう。もっと小さいサイズが欲しかったのに


しかし、圧巻だったのは、Superama内のパン屋さん。いつも売っている他のパンを今日は一切売らずに、全ての棚をこのRosca de Reyesで埋め尽くしていました。ざっと数えただけでも500以上はありました 

そんなに売れるの?と思うのは私だけ??レジに並ぶ人の多くは大体1つ手に持っているだけでしたが、軍人さん二人がたくさんカートに入れていました。大勢でパーティーをする人たちは大量買いをするんでしょうね。でも、それにしても製造しすぎじゃ・・・


そう言えば、11月の『死者の日』ですが、この日に食べるパンもあります。「死者の日のパン」という、そのまんまのネーミングだったと思いますが
 こんなパンです。表面にお砂糖をふってあり、中はふわふわしています。ちょっと甘いけど美味しかったです。これも大小サイズがあります。確かカート2つに入れて、24個位買っていたご夫人がいました。驚きのあまり見入ってしまった記憶があります
う~ん、ダイナミックなお買い物。



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