NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

愛すべき置物アレブリヘス

2008-10-29 17:42:08 | メキシコ生活記

オアハカ州には先住民族が多いせいか、民芸品も多種多様。中でもひときわ目を引くのが、このカラフルなアニマルの置物。これ、“アレブリヘス”といいます。何回聞いても、なかなか名前が覚えられないのよね


大きさは大小さまざまあるんですが、小さくても結構「えそんなにするの」というお値段です。もちろん、買えない程高いって訳ではないんですが、多くの人が「この位の値段かなぁ」と想像しているよりは高いって感じですかね。

     Crick 

ミトラ遺跡の入口には、アレブリヘスを売る露店がゴロゴロ。写真のお店で買いました。で、「買ったのだから」と言わんばかりに(言ってないですよ)、写真をパチリ
ちょっとごちゃごちゃしているので、Crick拡大してみてください。


基本は動物モチーフなんですが、怪獣みたいなものもあったり、動物にアレンジが加えられていたり・・・と、本当に色々あるんです。いざ買おう!と思っても、どれにしようか迷っちゃいます。

   
私に選ばれて、はるばる地球の裏側までやってきたアレブリヘスちゃん。御苦労様。


ここでちょっとお勉強
『アレブリヘスに使われる木材は、「コパル」と呼ばれるメキシコ南東部に生育する木の枝だ。太い枝が木彫り細工に適しているという理由以外に、サポテカ族にとって「聖なる木」だということも、コパルが使われる理由の一つらしい。水分を多く含み、皮を削ると独特の芳香が漂う。お香としても使われるコパルは、サポテカだけでなくマヤの人々の間でも、宗教儀式などによく用いられていた。
そんな神聖な木だからこそ、枝を切るときは、木を殺さないように細心の注意を払う。近年は手に入りにくくなったため、一部西洋杉などが用いられることもあるが、やはりコパルの枝を使うのが正統派だ。』

(ワールドカルチャーガイド メキシコ より引用)


ちょっと長くなりましたが、そんなわけだそうです。他にも「ほぉ!」というような事が書かれていましたが、長くなるので引用はこの辺で。
ちなみに、私がよく引用につかわせて頂いている、「ワールドカルチャーガイド」シリーズですが、普通のガイドブックとは違っていてかなり面白いです。各国の音楽・文化・人・文学・ライフスタイル等々、かなり深く勉強できます。

        
ちょっと下から目線で撮ってみました。

ガイドブックによると、国外でも人気があるそうで、特にアメリカ合衆国では個展等も開催されているそうなんですが、私はメヒコに行くまでまったく知らず。


それともうひとつ、こちら
これはタバスコ州の民芸品らしいのですが、名前が分からず・・・。どなたかご存知でしたら教えてください。

       
木に細かく彫刻してあり、これまたカラフルに彩色されています。私が買ったのは、この置物と手鏡。
          
たしか、他にはBOXなどがあった記憶が・・・。
柄はどれも同じようでいて、異なります。ハチドリが描かれていたり、モナルカ蝶が描かれていたり。。。これまた、どれにしようか迷う一品。迷えば迷うほど決められなくなっちゃうんです(笑)

        
これについては、全く情報が分からないので、知っていたら是非是非教えてください



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