カスティージョのすぐそばにあるこのグラウンド、全長150メートル、メソアメリカ最大の球戯場です。球戯場なんて聞くと、楽しそうなイメージですが、マヤ人にとっては豊穣の神に捧げる宗教儀式だったようです。
写真をよ~く見てください。両方の壁にドーナツ型の石が出っ張っているのが分かりますよね?
これです
この輪っかにボールをくぐらせる競技なんですが、手は使いません。サポーターを着けた上腕や足でゴム製のボールを打つんです(この当時ゴムのボールがあったこと自体にちょっと驚きを感じた私)。この競技、勝敗がつくまで一日中行われていたらしいんですが、それってかなりきついですよね~。だって、炎天下ですよ タイムリミット無しって、それだけで拷問に近い感じが・・・。おまけに、どう見ても、あんな高い場所にある、ちっこい輪にボールを入れるってこと自体、かなり至難の技。本当に入ったのかしら?とうがった見方をしてしまうほど、難易度高し
そんでもって、なんと、負けたほうではなく、勝ったチームのキャプテンが栄光をになって生け贄として捧げられたって言うんです ぜ~ったいに、負けたい!!でも、当時のマヤ人は栄光に感じたんでしょうね~。本当かなぁ、なんて、またうがった見方をしてしまう、いけない私。心の中では『げっ!勝っちゃったよ、生け贄だよ生け贄・・・』なんて思ってたり・・・はしなかったんでしょうね、きっと。
当時の競技を再現した絵です
球戯場の壁(内側)には、勝利者が斬首される図が彫ってあります。斬られた首から血が七条の蛇になって、その先から植物が芽を出そうとしている図です。その隣には、右手に刀、左手に首を持った武人の図が・・・。なんともグロテスクですが、ガイドさん曰く、当時使用された刀は何とかの木(すいません、忘れました)で作られており、日本刀と同じくらい切れ味が良かったそうで、その為、斬首される人も苦しまずに済んだとか。
ちなみに、コートの両壁は上部になる程内側にせり出していて、その為に、音が逃げずに選手の声が端から端まで届くようになっていたみたいです。相変わらず、技が細かい。感心至極なり
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きのう親分から教えていただきました(笑)
素晴らしい生活していらっしゃいますね
家はチワワがいるのでいつかチワワ市に行きたいと思っています。
楽しみに読ませていただきます。
“おやびん”から聞かれたのですね(笑)ありがとうございます
そのうちチワワにも行きたいと思っているので、行った折にはまた写真等UPしていくつもりです。
楽しんで読んでいただけるよう、頑張ります
これからもよろしくお願いします
タイトルから、どんな競技かと思ったら。。これは勝ちたくないですよー
死にたくないよ~なんて、わざと外そうとしなかったのかなあなんて思ってしまいます。
素敵な年末年始を過ごしてくださいね~。
こんにちは。
「建前」では名誉のある事と思っていたかもしれないけれど、「本音」はどうだったんでしょうね~。やっぱり心の底から名誉だと思ってたんですかね??
ラッシーさんも素敵な年末年始を過ごしてくださいね