大学入学オリエンテーション

美瑛町が主催する60歳以上のシニアを対象にした「すずらん大学」のオリエンテーションが昨日町民センターで開催されました。

私達は、同じ世代の地元の方や移住者と知り合える良い機会だとずっと楽しみにしていましたが、昨日その全容を聞かされ思った以上に「大学っぽい」ことに驚きました。もちろん講義等は毎日あるわけではなく、基本は月に1回、午前中座学、午後は個々人の選択によるアクティビティですが、それ以外にも月に１，2度ボランティア活動や町外の施設見学、遠足、研修旅行などがあります。更に学生は単なるお客さんではなく、自治会を作り自治会主催の行事も年２回行うようです。

これだけ頻繁に同級生やその他の学生とも顔を合わせれば、期待していた「人と知り合う」ことは十分に果たせそうな気がします。帰宅してから年間のスケジュールをカレンダーに記入していたら、毎月なにがしかの行事で１年が埋まっていました。

「大学っぽい」のは、この１年間の行事が翌年以降２年生、３年生、４年制になっても続き、卒業後も更に専修１年、専修２年制があり、更に希望者は聴講生としてその先もずっと行事に参加することが出来ます。今年の学生数は11名（男3名女8名）とコロナ渦でここ数年減っていたものが元にもどりつつあるそうで、現在は学生、専修生、聴講生合わせて116名ということです。ちょっと圧巻です。

4月6日に入学式があるので、その際の新入生代表挨拶役に私（夫）が選ばれてしまいました。自己紹介で過去の仕事などを述べると大体押し付けられるというパターンですね。式次第も見せてもらいましたが、「本物っぽい」のでちょっと気を引き締めてものすごく久しぶりにスーツにネクタイで出席しなければならないかと覚悟しています。