昨日は、大雪山を歩くための「ひぐま大学」入学後初めての講座として旭川近郊の愛別町にある石垣山を登って来ました。
どういう意味なのか頂上に建つ石碑
初めはどういう山行になるのか不安もありましたが、総勢40名、私達のように初めての参加者も多く、それらを引率するベテランスタッフ10数名が気を使ってくれ、所々で植物や木々の説明を受けながらの楽しい登山となりました。
石垣山は標高525mの低山で、大雪山の山開きが6月18日のためその前のこの時期に良く登られる山だそうです。特徴は、層雲峡などで有名な堆積した火山岩が縦上に亀裂がはいる柱状節理が良く見られるところなのですが、層雲峡などよりはるかに古い500万年以上前に形成されたものが目にし手に触れることが出来るということでした。
なるほどそれは素晴らしく、カナダでも見たことはありましたが、これほど岩肌が目の前に現れている姿はなかなかのものでした。ただ、山を歩くという点ではBC州で経験してきたような整備されたトレイルという印象からは程遠く、全く整備されていない道を片側は柱状節理の岸壁、片側は急斜面のがけ地という状態で歩くのですから思った以上に疲れました。
頂上から見た石狩川の風景
低山なので山での滞在時間は短かったため、「ひぐま大学」としては初めての試みだったようですが下山後にジンギスカン鍋のランチが用意されていました。先回りしていたスタッフ数名が全て準備を整えてくれていたので、私達は会場に着いたら直ぐに口にすることが出来るというもてなしを受けました。北海道に来て初めて名物のジンギスカン鍋を食べました。味付けされたラム肉に野菜や茹でうどんを焼いたものが美味しく、いっぱいいただいてしまいました。
バス1台での往復で久しぶりに学生時代の遠足を思い出すような一日を過ごすことが出来ました。
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