夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

10年に一度の低温の日に思う

2023-01-25 08:40:32 | 美瑛町~冬

今日(1月25日)から明日にかけて、日本列島は「10年に一度の低温」に見舞われ、北海道や日本海側の風雪はもちろん、沖縄や一部の地域を除いてほぼ全国的に氷点下の朝を迎えているようです。

今朝の美瑛町の気温はマイナス14度、外は細かい雪が強い風に舞っています。ただ、内陸の美瑛町は北海道でも日本海側のような暴風雪にはこれまであまり見舞われたことはなく、今日もこの後は曇りや時々晴れ間も覗く予報となっています。

カナダに住んでいた時、特にプリンスエドワード島(PEI)に住んでいた冬、あまりの寒さと雪に「世界中でカナダに匹敵する寒い国はそうあるものではないから我々はどこにでも住める」と豪語していたことがありました。そう思ったのは、「北極が出張して来た」と思ったくらい寒くて気温マイナス29度を経験した時でした。しかし、PEIでもこういう寒さは異例で、通常はマイナス10度くらいまでしか下がらないのものでした。

その経験もあって美瑛町への移住もあまり気にすることなく決めたのでしたが、今冬の本番を迎えて「ちょっとやり過ぎじゃない」的な感じも否めません。PEIで住んでいたシャーロットタウン市と美瑛町の1週間の天気予報の比較です。

シャーロットタウン市の週間予報

                     美瑛町の週間予報

シャーロットタウン、住み易いじゃないか!今年は雪もあまり降っていないようです。雪も北海道の方が多いです。日本は世界の中でも豪雪地帯に入ると聞いたことがありましたが納得です。ただ、PEIで2014年、2015年と続けて一冬の積雪量が5mを超えた時は「もうここには住めない」と思ったことは本音でした。

                  一晩でこんな状況になりました

                 暖房をつけるために除雪が必要でした

聞くところによると、美瑛町の積雪量は一冬で1.5m程度だそうですから「ここには住めない」とはならないし、北海道の家はシャーロットタウンの家よりはずっと暖かく、多少の寒さや雪があっても「終の棲家」と決めた地を楽しもうと思う気持ちに変わりはありません。

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