家の表札の話です。カナダにいた時、家の建築が進むにあたって小さなことですが表札についても考えなければなりませんでした。これは工務店に頼むことではないので自分で手当てをしなければなりません。そこでインターネットで色々探していると、暗くなると内蔵のLEDライトで明るく照らされる表札というものを見つけました。
これだ!と購入を決め、早速制作会社に連絡を取りデザインを相談して制作してもらい、無事工務店宛に発送してもらっていました。そして家の引渡し直前に工務店とどこに設置するかを相談し、現在設置されている玄関ポーチの柱に据え付けてもらいました。ここまでは順調でした。
ところが、住んでみると最大の特徴であったはずの表札が夜になっても光らないのです。原因は我が家の玄関が北向きで日中光が当たらず、表札の中に組み込まれているソーラー発電が機能せず蓄電していないことでした。がっかりでした。その時は、もしかして季節が変われば太陽の向きで光が当たることがあるかも知れないという一縷の希望だけでした。
ところが、それから3か月が過ぎて今は冬の真っ最中なのですが、たまたま暗くなってから表札を見たら何と光っているではないですか。嬉しい驚きでした。多分、直接の光は当たっていないものの冬至を過ぎて太陽の光が強くなって来たり、光の当たる範囲が広がって来たのかも知れません。
直射日光に数時間でも当たればこの表札は日没から翌朝まで光り続けるのだそうですが、我が家の場合はまだかろうじての発電量なのでしょう、夕方5時ごろから8時ごろまでは光っていることを確認していますが、9時には消えてしまっています。
さてこの先もっと光が強くなってくれば朝まで光続けることはあるのでしょうか?楽しみと不安半分で眺めて行くことにします。何と言っても3万8千円というコストがかかっていますので期待に応えて欲しいものです。