写真撮影部隊のつっかです。
前回は、写真をお見せしただけだったので、
今回は解説。
○の中に、何やら顔があります。
ボーカリストの地縛霊が…。
いえ、つぁんです。
夏らしいこともあまりなかったので、
フォトショップで夏らしい写真を作ってみたというのが本当。
で、この写真は…。
つぁんが歌っている顔の写真から、顔だけを切り抜き、
上に貼ったものです。
重ね方はいろいろあるのですが、「乗算」なんていうのを使ってみると、
こんな感じになります。
あとは、100%で重ねるとはっきりしてしまうので、
いい具合に下げて、背景に透過させます。
合成で一番気になる切り抜きの境目は、
「消しゴムツール」(20%くらい)で少しずつ消していき、
境目をぼかしていきます。
で、
↑これ、
店長の首に女性の手のような…。
昔、店長が泣かせた女の…
なんてことはありません。
VROOMの手は、色白で細いんですね。
カホンを叩く手を切り抜いて、貼り付けています。
エプロンの赤などが手の縁にあるとみっともないですから、
きれいに「マグネットなげなわツール」などで切り抜きます。
そして、店長の首へ。
境目が気になりますから、
端から1~3ピクセル分程度、「消しゴムツール」で少しずつ透過させ、
仕上げに「ぼかしツール」で、いい具合にぼかしていきます。
背景になじませようとするのがミソですね。
最後は、
何か、変な理由分かりました?
ハーモニカを親指でつかんでいるはずなので、
あきらかに指が一本多いのです。
ご先祖さまから「指の怪我に気を付けてね。」とかではありません。
単に、人差し指を切り取って、貼り付けて、増やしただけです。
拳のあたりから広めに切り取り、
傾きを自然になるように変えながら、上に一本分ずらして貼ります。
後は、これまでと同様なじませていく…。
これの場合は、はっきりと指を出しているので、
本当に、境目の1ピクセルをどうなじませるかの勝負です。
ピクセルのギザギザが見えるくらいまでアップして作業をします。
デジタルだと、パソコンで簡単に合成できます。(丹念に作業はしないといけませんが…。)
まぁ、フィルムでもできないわけではないのですが、
もう少し面倒かも知れません。
まぁこういうのは、合成だと断定せずに、
「合成かなぁ、本物かなぁ。本当なら、なんか怖いなぁ。」
ぐらいが楽しいんですよね。
指もそんな簡単に増やせるのかあ~。
まあ、夏といえば、心霊写真!
わかったうえで楽しみましょう~や!(笑)
撮影時から心霊写真作るつもりなら、
スローシャッターで、エクトプラズム作ったりするんだけど…。
持ち写真からだとこんなもんかな。
子供の頃に見た心霊写真で、
強烈に覚えているのが、顔のやつ。
バーンと顔あると怖いもんね。
昔の手巻き式のカメラだと、巻くの忘れて、同じフィルム位置で二回撮影しちゃって、間違えて怖い写真を撮った事がある。
今のデジタルだと安易に色々できちゃうもんなぁ。
それはそれで楽しいんだけどね。