林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

ある夏の日の怪奇現象~その2

2015年08月20日 02時02分02秒 | つっか


写真撮影部隊のつっかです。
前回は、写真をお見せしただけだったので、
今回は解説。

○の中に、何やら顔があります。
ボーカリストの地縛霊が…。

いえ、つぁんです。

夏らしいこともあまりなかったので、
フォトショップで夏らしい写真を作ってみたというのが本当。


で、この写真は…。

つぁんが歌っている顔の写真から、顔だけを切り抜き、
上に貼ったものです。
重ね方はいろいろあるのですが、「乗算」なんていうのを使ってみると、
こんな感じになります。

あとは、100%で重ねるとはっきりしてしまうので、
いい具合に下げて、背景に透過させます。

合成で一番気になる切り抜きの境目は、
「消しゴムツール」(20%くらい)で少しずつ消していき、
境目をぼかしていきます。


で、

↑これ、

店長の首に女性の手のような…。
昔、店長が泣かせた女の…
なんてことはありません。

VROOMの手は、色白で細いんですね。
カホンを叩く手を切り抜いて、貼り付けています。

エプロンの赤などが手の縁にあるとみっともないですから、
きれいに「マグネットなげなわツール」などで切り抜きます。

そして、店長の首へ。
境目が気になりますから、
端から1~3ピクセル分程度、「消しゴムツール」で少しずつ透過させ、
仕上げに「ぼかしツール」で、いい具合にぼかしていきます。

背景になじませようとするのがミソですね。


最後は、


何か、変な理由分かりました?
ハーモニカを親指でつかんでいるはずなので、
あきらかに指が一本多いのです。

ご先祖さまから「指の怪我に気を付けてね。」とかではありません。
単に、人差し指を切り取って、貼り付けて、増やしただけです。

拳のあたりから広めに切り取り、
傾きを自然になるように変えながら、上に一本分ずらして貼ります。

後は、これまでと同様なじませていく…。
これの場合は、はっきりと指を出しているので、
本当に、境目の1ピクセルをどうなじませるかの勝負です。

ピクセルのギザギザが見えるくらいまでアップして作業をします。


デジタルだと、パソコンで簡単に合成できます。(丹念に作業はしないといけませんが…。)
まぁ、フィルムでもできないわけではないのですが、
もう少し面倒かも知れません。

まぁこういうのは、合成だと断定せずに、
「合成かなぁ、本物かなぁ。本当なら、なんか怖いなぁ。」
ぐらいが楽しいんですよね。


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2 コメント

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いいっすね~。 (つぁん)
2015-08-20 17:57:08
自分の顔が、うっすら浮かび上がると、我ながら気持ち悪いな~(笑)

指もそんな簡単に増やせるのかあ~。

まあ、夏といえば、心霊写真!

わかったうえで楽しみましょう~や!(笑)
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Re:いいっすね~。 (つっか)
2015-08-20 21:55:20
ただの合成なんだけどね(笑)
撮影時から心霊写真作るつもりなら、
スローシャッターで、エクトプラズム作ったりするんだけど…。
持ち写真からだとこんなもんかな。

子供の頃に見た心霊写真で、
強烈に覚えているのが、顔のやつ。
バーンと顔あると怖いもんね。

昔の手巻き式のカメラだと、巻くの忘れて、同じフィルム位置で二回撮影しちゃって、間違えて怖い写真を撮った事がある。

今のデジタルだと安易に色々できちゃうもんなぁ。
それはそれで楽しいんだけどね。
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