こんばんわ。
アップルビデオ高津店 メカニック担当ブルームです。
さて、納車から3ヶ月になる旧エボ・スポーツスター。
これまでに外装やウインカーなどの
主に見た目のためのカスタムをメインにやってきましたが
とりあえず見た目の方は一段落な感じなので、
ここいらで実用的なカスタムの紹介を行ってみたいと思います。
納車直後にアイドリングスクリューを長いのに取り換え、
工具なしでいつでも捻れるようにしたのが
これまでのおそらく唯一と云っていい実用カスタム。
このニョロっと飛び出てるツマミを捻ることで
簡単にアイドリング回転数の上げ下げができる。キャブ車には必須アイテム。
あとトップ画像のオイルタンクキャップの革製ヒートガードも
実用カスタムと云えば実用カスタムか。
それで、今回は以前から困っていた部分を何とかしようかと思います。
それは、イグニッションキー。
03年までのスポーツスターは
ハンドルロックが右向きなので
ハンドルロックの鍵穴は左側についています。
しかし、イグニッションキーは右にあるのです。
多くのバイクはハンドルロックとイグニッションは
ひとつの鍵穴で兼用になっています。
これが何故だかアメリカンタイプは別体なのが多いのです。
乗る前に車体左側のハンドルロックを解除するために
左手でキーを差し込んで捻る。
そのあと右手に持ち替えて、車体右側の鍵穴に差し込む。
位置的に、左側は左手で、右側は右手でないと無理なんです。
これがこの時期になると、ごっついグローブを装着してるので
結構ポロリとやらかすんですよ。鍵を。
これはイカンね。何とかしないとね。
もしもポロった足元が排水溝とかだったらと考えると…
左右に別れてるから持ち替えないとならないのであれば
どっちか片方にまとめてしまえばいい。
ってことで、ハンドルロックはフレームに固定なので
イグニッションの方を左側に移設することにします。
実はキーシリンダーの付け根ごと移動可能なのである。
…なんか不用心な構造な気もするけれど、
この辺の大らかさはアメリカ製なのでしょうがない。
そんなこと言ってたらガソリンタンクに鍵の付いて無いバイクなんか乗れませんぜ?
当然タンク交換時に鍵付きのキャップにしたけどな!
つづく。
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