林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

Stormbringer(嵐の使者)

2015年07月16日 21時57分10秒 | VROOOM

こんばんわ。
アップルビデオ高津店・ネオ時代劇担当ブルームです。
今回のタイトルは前回の日記の肩書き“嵐を呼ぶ男”とはあまり関係ないです。念のため。

私の好きな漫画作品に「無限の住人」っていう時代劇漫画があるのですが、
当ブログのカホン自作日記でおなじみのアフタヌーンという講談社の漫画月刊誌に
20年近くも連載してたので、わりと有名なタイトルだと思います。
一応TVアニメ化もしてたし…BSで。


で、この作品に出てくる人物等のネーミングが素敵なので、
ほんの一部ですが紹介したいと思います。


物語終盤に敵キャラ組織として“六鬼団”ってのが出てくるのですが、
これはもうどう見ても団鬼六先生のアナグラムですね。
(ていうか、漢字を逆に読んだだけです)
さらにこの六鬼団、花組・蛇組って小隊に分かれています。
これもまた団鬼六ネタ。

そして、その花組の6人のネーミングがまたイカレてます。
・佩矢坊(はいやぼう)
・伴 殷六(ばん いんろく)
・荒篠 獅子也(あらしの ししや)
・弩馬 心兵(どま しんへい)
・八宗 足江進(はっしゅう たりえしん)
・叢咲 正造(むらさき しょうぞう)


錚々たる名乗りシーン!
ちなみにこの時点ですでに1人(佩矢坊)はお亡くなりになってます(笑)
しかもネット上で画像が見つからないので自前で用意しました。単行本引っ張り出して。

はい、ここでピンと来た人!
そう、上から順に“Fireball”、“Burn”と“in Rock”、“嵐の使者”、
“Machine Head”、“ハッシュ”と“詩人タリエシンの世界”、“紫の肖像”
Deep Purpleの原題邦題織り交ぜたアルバム名で統一されているのです。
うちのブログを見てる人ならすぐに分かったよね?
個人的には、荒篠獅子也ってネーミングが非常にセンスあると思います。
タリエシンを違和感なく日本名にしてしまうのも中々すごい。
(荒篠と足江進は日本名を名乗ってますが、不法入国の外国人です。まぁ江戸時代だし)


ほかにも「司戸菱安(しど ひしやす)」とか「真理路(しんりじ)」とか出てきます。


これでも一応、江戸時代の日本を舞台とした時代劇モノという扱いです。
気になる方は読んでみてください。
20年近くも連載してたので全30巻と大ボリューム、
結構な覚悟が必要なのですが。

↑主人公。不死身の“百人斬り”万次さん。それほど強くはない。