
さて、路上演奏を繰り返しつつ、練習を重ねて、また次の夏がやってきます。
おいらと店長がバンドを復活させるきっかけになった、ホット・ロッキン・ナイトの2回目です。
だから、2013年の、夏ですね!!
ちなみに、今年の夏、あと2週間後には、4回目の出場になるので、2年前のことですな。
やっと、「バンドの歴史」が、ここ最近の話になってきた感じ(笑)
あ、ちなみに、扉絵の写真は、3回目の出場のときの写真を使ってます!
2回目のときには、まだつっかさんが東京にいなかったので、写真がないのですよ・・・(笑)
さて、詳しくは、1回目のホット・ロッキン・ナイト出場のときの話を見てもらうとして、店長は、このとき、そうとう意気込んでおりました。
というのも、前回のホット・ロッキン・ナイトでは、自分のギターのヴォリュームをゼロにするという、信じられない凡ミスをしてしまっていたから、そのリベンジに燃えていたわけですね(笑)
しかも、今回は、3人になって、初めての本格ライブ。
ついにVROOOMがホット・ロッキン・ナイトに登場するわけですね!!
で、1曲めは、「ホテル・カリフォルニア」で、演奏開始いたします!!
さすがに、キラー・チューン!
ストライク・ゾーンど真ん中の直球ですから、いっしょに歌ってくれる人までいて、大変盛り上がります。
ところがですね~。
やっぱり、こういうライブ会場で問題になるのは、おいらのギターの音色を、マイクで拾うというシステム・・・
この方式だと、モニターの返し(演奏者に自分たちの演奏している音を聞かせるシステム)の音量を上げられないのがつらい。
モニターの音量を上げると、ハウリングしてしまうからね~。
ということは、自分の音をきちんと聞けない状態で、演奏するしかない・・・
あと、このホット・ロッキン・ナイトは、エレキ・ギターをがんがんに鳴らして、ハード・ロックを演奏する人たちが、主流のイベント。
だから、アコースティックなバンドであるおいらたちにとっては、完全に、アウェイなのですよ。
おかげで、逆に、目立つ、という考え方もありますが(爆笑)
なんか、もう、ロックバンドのコンサートの、あいまの休憩時間のアコースティック・タイム、みたいな感じ・・・(泣)
だから、お客さんたちは、お酒飲んでわいわい騒いでいて、おいらのギターの音量がバンドには返ってこないから、ひどい雑音の中で演奏してる感じ(笑)
ちょっと、かわいそうなバンドのようですよ、はたから見れば(笑)
いや、でも、こういうの、うちのバンドは慣れてるんですよ、それこそ、路上なんて雑踏なんだから(爆笑)
店長も、
「(にこにこ)どんなにお客さんが騒いでいても、俺は俺のプレイをするから関係ない、と思える強さを持ちたいね~」
と言っていて、さすが、そこは路上の経験が多いだけある(笑)
そう、おいらたちのバンドはアコースティックだけども、おそらくどこのバンドよりも、路上演奏の経験が多いのではあるまいか。
もはや、人前に出ることを、何も恐れはせん!
おいらが思うに、おいらたち3人とも、「人に聴いてもらいたい」という気持ちがすごく強いのですよ。
まあ、だから、この歳でバンドなんてやっているわけですけども(笑)
そして、VROOOMの存在はやはり、大きい。
というのは、やつは、人前に出てこそ、本領を発揮する男(笑)
路上のときでも、お客さんがつくと、明らかにテンションが上がります!!
そして、練習の時に出せなかったパフォーマンスが出たりするのですよ。
おいらたちは最後の曲で、ニール・ヤング様の「ロッキン・ザ・フリーワールド」を演奏するんだけど。
このときまで、VROOOMはシンバルを素手でロールする技を会得してなかったのに。
本番のノリで、曲の終わりにそれをやって、花を添えているんだなぁ~。
こういうときの、やつの度胸はさすがです。

さすが、女サンタのコスプレを、下着まで完璧にやる男(爆笑)
店長のソロも、練習の時より、ぜんぜん凄い(爆笑)
本番でガチッと決まると、気持ちいいっす。
おいら、このときのこの演奏は、とても好きだな~。
お客さんたちが騒いでいるのに、それをものともせずに、おいらたちの演奏をぶつけている感じがして、会心の出来です!!
まあ、最初の2分くらいまでは、雑踏に負けている感じですが、これは曲のアレンジに緩急をつけたので、こうなってるだけさ~(強がり)
Rockin' in the free world アップルビデオ高津店
うん、自分たちでやっているのに、何度聴いても、熱くなるぜ(自画自賛)
それはともかく、やっぱり、おいらのギターの音を、マイクで拾うシステムは、なんとかしたい・・・
やっぱり、ピックアップをつけて、直接シールドが刺せるようにしよう!!
そうすれば、もっと大きな音も出せるし、モニターの返しも良くなって、演奏しやすくなるはず!!
おいらはそう決意して、マーチン・ギターの改造に踏み切ることにしたのでしたっ!!
以下次号!!