
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・CD担当ブルームです。
うむ、なんか珍しくビデオ屋っぽい肩書きだ。
みなさん聴いてますか?CD。
最近はデータのダウンロード販売っていう形もよく見かけますが
俺は絶対にCDとかの物質的なカタチでないと買いません。
敬虔なる物教徒なんでね。
それで買ってきたCDは即座にPCに取り込んで
あとは大事に仕舞っておくのです。
昔CDウォークマンを持ち歩いてた頃も
PCを使うようになってからは、だいたいCD-Rで複製したものを回してました。
CDが記録媒体としてあまりに脆いことを知った時から
物凄く丁重に取り扱うようになった気がします。
(この記事の俺のコメント参照)
具体的に言うと、CDの透明プラッチック部分、
ポリカーボネートっていう素材が紫外線や高温高湿に弱かったり、
表面や側面にキズがつくと内部のアルミ層(データの記録部分)が
どんどん腐食してゆくかのように消えて無くなるのです。
それこそ虫に食われた感じの見た目で、
紙媒体の頃と似たような記録の失われ方に
なんとも言えない人間の宿業を感じますね。え?感じないって?


それぞれネットで拾ってきた画像。
若き日にコレを直に見たときの衝撃は計り知れない。
それまでCDとは頑強かつ不滅なものであると俺たちは信じていたのだ。
気になる人は「CD 腐食」で検索だ!
ちなみに最強の記録媒体はタブレットだと思っています。
ノートPCみたいなのじゃなくて、石版の方な!
あと、ポリカーボネートも非常に頑丈な素材であることは間違いなく、
サングラスとかヘルメットのバイザーとか飛行機の窓とか
ミニ四駆のボディとかに使われてるとても身近な軽量高強度素材なのです。
ところで、そのPCに取り込んだ音楽データ、
皆さんは何で聴いてますか?
昔はPCに付属しているウィンドウズメディアプレイヤーを使ってました。
ウィンドウズXP初期はそれでよかったのですが
途中からライバルのiTuneを意識しまくったような糞インターフェイスとなり
恐ろしく使い難くなったと感じた俺は、
あえてアップデートしないで古いのを使ってたのです。
しかし、ウィンドウズ7は最初からその糞仕様なので、
諦めてフリーツールの音楽プレイヤーを色々と探し回ったりもしました。
で、結局のところどれもあまり変わらないというか、
どれもこれも駄目なんですよ。
ライブ盤とかの、トラック間がつながってるようなCD。
これが大体どれも音が途切れるのです。
これがもう我慢ならなくって…
物によっては曲の最後が勝手にフェードアウトしたり、
それもオンオフの設定が出来なかったり。
そんな時に思い出したのがウォークマンのXアプリ。
基本的にはPC・ウォークマン間のデータのやり取りのためのソフトですが
CDから音楽データを取り込むときに、
ウォークマン専用のデータ形式「ATRAC」というのがありまして、
この形式で取り込んだ曲はトラック間がCDどおりに再生できるのですよ。
デジタル化したウォークマンを10年以上使ってて
つい最近このことを思い出しました。
うむ、今まで基本的にウィンドウズメディアプレイヤーで取り込んだデータを
Xアプリ経由でウォークマンに移して聴いてたわ…
上の写真は現在自宅で使ってる機器。
当然すべてウォークマン。ソニー原理主義者である。
ノイズキャンセル付きの純正ネックストラップ型イヤホンとか
値段の割に使えます。
左のイヤホン一体型も自転車とかランニングで重宝してます。
中央のはHOLDスイッチが壊れた古い機種。
それでもまだスピーカーにつないで据え置き型として
自宅2階の工房で使っております…
ソニータイマー?何それそんなの只の迷信だ。
てなわけで、最近は暇を見つけてはライブ盤なんかの
トラック間のつながったアルバムを再度PCに取り込み直す、
という面倒な作業をちまちまと進めております。
25年分以上の膨大なライブラリーですが
ウチはリーダーんとこと違って勝手にCDを捨てられることもないので
気長にやっていこうかと思います。