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林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

進角の話。その3

2017年05月02日 09時00分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 アマチュア整備士ブルームです。

前回前々回に続き、スポーツスター進角調整の話。
進角ってのを調整すれば、低速時の乗り心地を改善できるかも?
ってことで、いじってみたのですが結果は今ひとつ
低速時は良くなっても、中高速がまるでダメ。

前回の引きで、多少費用は掛かるけどもっと良い方法がある
と言いましたが、それはパーツ交換です。

これまで説明してきたタイマーカバー内のセンサー。
これの交換によって、良い感じの進角に変更でき、
何も犠牲にしないで乗り心地が改善できるのです。
…いや、俺のお財布の中身を生贄に捧げての召喚ですが。


このカスタムでの交換パーツは
下記の2種類が主流でありまして、
ひとつは「ダイナS」というもの。


もう一つは「ダイナ2000i」というもの。

ダイナといってもハーレーの車種のダイナシリーズとは
関係ないと思います。


「ダイナS」ってのは、旧エボスポーツよりも
ひとつ古い世代の点火システム・セミトラ式に戻す装置。
本体こそ安いけど、交換の必要なパーツが増えるのでトータルでは高くなるし、
機械的な装置なのでメンテナンスも必要ゆえに却下

てことで「ダイナ2000i」一択です。
「ダイナS」に比べると本体は高いですが、
センサーカップを取り外して他の部品に変えなくていいし、
点火コイルも元からついてるのをそのまま使えます。
コイルは現行車種と同様に「独立点火」式のを使えるようになりますが
旧エボノーマルの「同時点火」で特に問題ないと思うので
今回は交換しないでノーマルのをそのまま使います。
交換するコイルも結構高いし。


さっそく届きました。


小さいスイッチでモード切替が出来ます。

進角のカーブとか、レブリミットとか。

説明書はフル英語だけど、そんなに難しくはないので
中学校レベルの英語力か、PCスキルがあれば大丈夫。


PCスキルってのはアレです、翻訳サイトとか
写真画像から文章を読み取ってくれるアプリとか
そういうのを知ってて使いこなせるか、って意味で。


そんな訳で、説明文はほぼ理解できたので
いよいよ取り付け作業に入ります。


つづく。


進角の話。その2

2017年04月28日 09時00分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 メカニック担当ブルームです。


前回に続き、スポーツスター進角調整の話。
進角ってのを調整すれば、低速時の乗り心地を改善できるかも?
ってことで、いじってみようと思います。


私の愛車スポーツスターのほかハーレーダビッドソン、
より原語に近い発音(笑)で“ハーリィ・デイヴィッスン”の車両には
エンジン右側にタイマーカバーという名のフタがあります。

(他所さんの写真で申し訳ない)
基本的に触る必要のない部分なのでリベット留め。

まずはこのリベットをドリルで破壊して開けます。
その中にはもう1枚ネジ止めのフタが入っています。

この中蓋のリベット穴にネジを切っておくと、以降の調整が楽になります。
これはセンサーまわりにカスタム履歴のある車体かどうかの
識別ポイントでもあります。(トップ画像は加工後のネジ)
中蓋の代わりに外蓋で閉じちゃう人もいるようです。
外蓋の図案が90度傾きますが。

現行車種ではただの飾りで中は空洞ですが
当時の車両ではこの中にセンサーが入っておりまして
こういう位置調整の可能な幅広の穴をネジで固定してあります。

12時と6時の角度にあるのがネジと幅広穴。
黒いやつ(センサーユニット)が土台の円盤ごと回せるので
幅広穴の角度分、調整できるのです。

さらにこの奥に、切り欠きのあるカップ状のパーツが回っており
センサーの内側の突起の間を通過することで
回転速度やクランク・ピストンの位置を読み取る仕組み。


カップの切れ目を電磁石的なモノ?で感知していると思われます。

こんなんで読み取り精度とか大丈夫なのか?
と不安になるような構造ですが、
あとからセンサーの取り付け角度を調整できるので問題ないのでしょう。


で、アイドリング状態でセンサーを固定しているネジを少し緩め
反時計回りにズラすと進角が小さくなります。
遅角させる、とも言います)
排気音や振動が変化していくのが分かります。

あれ?クランクって右から見て時計回りだから
センサーを反時計回りに動かすと
元の位置よりも早い位置で切り欠きを感知することになり
さらに進角する(タイミング早くなる)んじゃないの?
って思いますが、実はカップは反時計回り。

カップはクランクの軸ではなく
リア吸気のカムギア(左から2番めの大きいギア)についています。
中心の「C」型のでっぱりのミゾ部分でカップの角度を固定しています。

さらに内側のカムはこうなってて、クランク2回転で各カムきっちり1回転。
(その辺は前回の4サイクルエンジンの説明参照ね)

シリンダー横のプッシュロッドを介してシリンダーヘッドのバルブを押し開ける仕組みです。
前回の説明図(下の図)は一般的なOHCエンジンなのでシリンダーヘッドにカムが付いてますが
ハーレーは未だに旧式のOHVエンジンなので
カムはクランクケース側に付いております。

OHCエンジンでは、カムはチェーンやギアなどでクランク軸とつながっております。


そんな訳で10度くらい遅角させて走行テスト。

う~ん、確かに低回転時は少しマイルドになった
徐行時にクラッチ操作しなくてもガックンガックンしない!
だがしかし、高回転時も凄くマイルドになった!(当たり前)

そもそも排気が独立管に換えてある時点で
走行性能はスポイルされてる車体なのですが
さすがにこれは加速がもっさり過ぎ


遅角度を半分くらい戻して再度走行テスト。
でもやっぱ元の状態との中間くらいにしかなりません。
それでも一応は今回の調整の根源であるところの
低回転時の乗り心地の改善は満たしているので、
とりあえずコレで様子を見るかな…

って思ったのですが、実はもっと良い方法があるのです。
多少費用は掛かるけど。

つづく。

進角の話。その1

2017年04月25日 08時07分33秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 無免許整備士ブルームです。


久々にスポーツスターのカスタマイズ
今回は点火系チューンのお話です。


以前乗っていた現行スポーツスターは
フューエルインジェクション(FI)だったので、
ガゾリン噴射量とか点火タイミングとか
すべてコンピュータ制御になっており、
気温やアクセル開度、エンジン回転数などに応じて
適切なガソリン噴射・点火を行ってくれてました。
と、云っても排ガス規制等のため、
基本的にデチューンされた状態ですが…

まぁ、データの書き換えによって
わりと簡単にチューニング出来るって利点はあります。


現在乗っている旧エボには、そんなハイテク機構なんぞありません
アクセルを捻るとキャブレター(ガソリンを霧化させエンジンに送る装置)の
バルブの開きが大きくなってガソリン吸上げ量が増え、
エンジンの回転速度が上がるっていうシンプルな仕組み。
調整するにはキャブの各種穴のサイズを変更するしかなく、
調整しては走り、また調整しては走りの繰り返しで、非常に大変です。

点火タイミングは、一応電子制御なのですが調整はできません。
ただ、センサーの角度を少しだけ動かせるので、
全体的なタイミングをずらすことが出来ます。
センサー角度をずらすことでコンピュータを欺くのです。
調整できてるような出来て無いような、そんな調整。


今回はその点火タイミングの話。
…と、いきたいのですが、かなり小難しい話になるので
その前にエンジンそのものの仕組みについて説明します。


男子諸兄は中学校で習ったと思いますが
4サイクルガソリンエンジンの仕組みから軽く説明しますと、

① 吸気バルブが開き、ピストンが下ることでガソリン混合気を吸い込む。
② 吸気バルブが閉じ、ピストンが上がることでガソリン混合気を圧縮。
(ここで点火)
③ ガソリン混合気が爆発することでピストンを押し下げる。
④ 排気バルブが開き、ピストンが上がることで排気ガスを押し出す。
以下、1~4のくりかえし。これが4サイクルだ!

③で発生する膨張こそが動力源でして
クランク(イラストの一番下にいる黒い奴)を回転させて
以降の④、①、②と、ピストンの上下の動きに繋げ、
③でまた動力を得て、クランクは廻り続けるのです。

アクセルの捻りを大きくすると、①で吸い込むガソリンが増え、
③の爆発力が大きくなり、ピストンを押し下げる力が強くなる。
その結果、クランクの回転速度が早くなり
バイクやクルマはスピードを上げていくのです。

すげー大雑把な説明ですが、意外と原理は簡単なのです。


じゃあ待て、最初の①と②はどうやって動いてる?


これはモーターとかキックペダルで最初の何回転かを回す必要があるのです。
大昔のクルマやプロペラ機なんかは手回しで始動してましたし、
チェーンソーとかだと紐を引っ張ってますよね?
カブ系エンジンとか今でも普通にキックペダルで始動しますし。


で、今回のお話は②と③の間の、点火のタイミング

②のピストンが一番上まで上がったところ(上死点って言います)で点火して
③の状態になってるイメージだと思うんです。
実はコレ、大きな間違い。

実際は②と③の間くらいのところ、
上死点よりも結構手前で点火しています。

クランクの角度でいうと、②の図は上死点の90度手前、
③では上死点から40度くらい過ぎた位置になっています。
回転速度にもよりますが、上死点の20~40度くらい手前で点火します。

何故なら、ピストンはものすごい速度で動いているから。
ピストンが一番上まで上がった時点で点火しては遅すぎるのです。

この上死点から点火する位置までの角度を進角といいます。

この進角ってのも、エンジンの回転速度によって
適切な点火位置ってのがありまして、
基本的に低回転時は遅め(上死点近く)の点火、
高回転時には早め(上死点よりも手前)の点火が効率的。
低回転時に早すぎると、ピストンの動きと逆方向に力が加わるので
エンジンの回転は止まりますし、高回転時に遅すぎると
ピストンを押し下げるパワーとしてロスが大きくなります。


そんなわけで、低回転時ていうか低速走行時なんですが
スポーツスターのノーマル点火タイミングは
どうやら進角20度でほぼ固定らしくて、
俺的には低回転時の点火タイミングが早すぎると思うんです。
実際、徐行レベルの極低速走行時はガクガクして乗りづらい。

4気筒とか小排気量のバイクだと
アクセルオフでクラッチも触らない状態で
惰性でゆるゆると徐行出来るもんですが
大排気量2気筒ってのはどうにも荒々しすぎる。
半クラッチ多用は控えたいけど、街乗りメインだし…
この辺もう少し乗りやすく調整できないだろうか?

クランクの回転位置を読み取るセンサーの
取付角度が20度くらいの範囲で調整ができるので、
少し遅めれば低速時の乗り心地が良くなるのでは? 
と思いつき、調整してみることにしたのです。

常に点火タイミングが遅くなるということで
当然ながら高回転時のパワーやレスポンスは落ちます。
はたしてそれが許容範囲かどうか…


つづく。


カブ改造日記9:カブとカブラ

2017年04月21日 09時00分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 カブ主ブルームです。

スーパーカブという世界で一番売れたバイク。
それゆえに、カスタマイズを楽しんでる人も多いのでしょうが
カブ乗り人口における割合で考えれば少数派。


ところが、90年代に純正オプションパーツによる
ドレスアップカスタムが一部で流行しました。

それらのパーツを組み込んだスーパーカブはカブラと呼ばれ、
主にレッグシールド、シート、リアまわり等のカブラパーツを
それぞれ組み合わせることで自分だけのカブラを楽しもう!って感じの
メーカー主導のカスタムカルチャー的なものでした。




誤解されている方も多いかもしれませんが、
カブラというバイクが販売されていたのではなく
カブラパーツに換装したスーパーカブがカブラなのです。
たとえエンブレムだけであろうとも、
カブラパーツが付いてればそいつはカブラ。
…って呼んであげてもいいんじゃない?
※注:“車両付き”のカブラパーツってのも限定販売されていたそうです。

その後、前後タイヤを小径化して、外装も丸っこくパステルカラーになったリトルカブ
おしゃれ系スクーター・ジョルノと掛け合わせたようなジョルカブなども登場し、
純おっさんバイクであるカブは、若者に受け入れられるようになっていきます。
ジョルカブはカブってよりもスクーターの分類ですが…。


そんな訳で、このブログではスーパーカブと書いてきた俺のカブも
実はカブラだったりするのです。

と云っても、レッグシールドとエンブレム、フェンダーマスコットだけなんですが。
買ってきた時はシートも茶色いカブラシートだったけど
ポジションが窮屈すぎたのですぐに交換しました。
(その辺の下りはカブ改造日記辺り参照)


ということで、非常に中途半端なカブラですが…

ん? …中途半端なカブラ

ちゅうと、はん、な、かぶら


…ちゅ …ぱ …かぶら??



はい、こいつの名前チュパカブラ号に決定。
塗装も緑色だしな。


つづく。


カブ改造日記8:ベトナムキャリア

2017年04月18日 12時02分30秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 カブ主ブルームです。

スーパーカブという世界で一番売れたバイク
それゆえに、カスタマイズを楽しんでる人口も多いのでしょうが
カブ乗り人口における割合で考えれば少数派

さて、そんなカブに乗ってても
カスタマイズしない人は知らないであろうアイテムがコレ。
その名もベトナムキャリア。(通称:ベトキャリ)

正式名称はわかりません。センターキャリアとかでしょうか。
ベトナム発祥とされる非純正パーツです。

この乗りやすくて頑丈なバイクは
東南アジア圏でも大人気。
こうした独自の実用パーツが生まれます。
実用パーツ、と言っても
通勤中にコンビニとか寄った時に
グローブ挟んどくくらいにしか使ってませんが。


しかし、このグローブ挟んどく部分。
バインダーのようなバネ式なのですが
60km/hくらいから振動でビビり音が。
それもすげーウルサイの。

可動部分の接触してるとこに
細いゴムチューブを切って挟んでいますが
まだバネのコイル部分から騒音が出ます。


ばらして、


ゴムテープを巻く。



騒音は低減したけどまだ少しある。
さらなる改造が必要であるな。

つづく。


続・ホーンの話

2017年03月31日 09時00分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 工具担当ブルームです。


ハーレーダビッドソンといえば
未だにほとんどが空冷2気筒OHVエンジン。

走行風でエンジン(シリンダー&ヘッド)を冷却するってのに、
なぜかスポーツスターのエンジン前には
明らかに風の通りを悪くしそうなホーンが。

そんなわけで、今乗ってる旧エボも前の現行スポも
ホーンはタンク付近に移動させておりましたが、
でも、やっぱあまりカッコよくないので再移設

さて、どこに移動したでしょうか?


…っていうのが前回のあらすじ




どこかわかりましたか?


じつは、ココでした。



ダウンチューブ間という
かなり目立たない位置に収めることが出来ました。


こんな位置で大丈夫か?
大丈夫だ問題ない。…と思います。
車検でも鳴りさえすれば位置はどうでもいいはず。

そもそも俺、四半世紀近くほぼ毎日バイクに乗ってて
運転中にホーンなんて鳴らしたことは一度もありません。
まさに世界の終末に鳴らされるという
ギャッラルホルン(トップ画の角笛)ような存在。



配線加工は、タンクを外したり
ケーブル束の被膜履いだりは面倒なので、
もう単純に切って接いだだけです。

そして、こういう作業に重宝するのがこの電工ペンチ

形状や名前がカッコいいだけでなく、真ん中のボルトカッターなんかで、
要らんネジを無駄に切断して遊んだりも出来るスグレモノ。


そんなわけで、明日から4月。
来年度もがんばるぞい!


ホーンの話

2017年03月28日 12時13分14秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 二輪担当ブルームです。

ハーレーダビッドソンといえば
未だにほとんどが空冷2気筒OHVエンジン
スポーツスターという小さい車種も
当然空冷エンジンです。

広い表面積のフィンに走行風をあてて
エンジンの熱を冷やすわけですが、
なぜかスポのエンジン前には
明らかに空気の通りを悪くしそうなモノが


ホーンです。

ホーン(horn)ってのは元は「ツノ」って意味です。
ロングホーントレインとかのホーンですね。2000万パワー。
角→角笛→ラッパ→ブザー的な装置、
と、意味合いや姿形を変えてきたものだと思います。

古いハーレーだとこのような大きいのが付いてました。


コレはこれでカッコいい。


こういうガチラッパなのもあった。(写真中央付近ちょい右のやつ)


しかし、この位置はイカンよな。

エンジンを冷やすのに良い効果なんて無いはず。
現にスポでも車種によっては、

ビッグツインと同じくこの位置についてて
エンジン前方は非常に風通しが良さそうなのです。

で、今乗ってる旧エボも、前の現行スポも
この位置に移動させておりました。

適当なプレートで、タンクを留めるネジと共締め。

でも、やっぱなんだかこの位置もあまりカッコよくない。
中途半端に存在をアピールしてて気に入らない。

よーし、再移設することに決定だ~。



はい、移設完了。



さてどこに移動したでしょうか?

つづく。



鞄の話

2017年03月10日 20時20分17秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 革バッグ担当ブルームです。

以前にも書いたような気がしますが、
ハーレーダビッドソン・スポーツスターというのは
積載性能の恐ろしく乏しいバイクです。
車載工具はおろか、書類すら搭載するスペースがありません。

なので、2年くらい前まで乗っていた現行型では
上の写真のようにフロントとリアにバッグを付けていました。
と言っても、なんだかカッコ良くないのですぐに取り外し、

このように、フロントに付けていたツールバッグのみを
後ろ側に取り付けて過ごしておりました。

そもそもレースマシンの血統であるスポには
バッグの取り付け自体似合わないような気がします。
なので、結局サドルバッグの方は必要に応じて着脱できるよう
簡単に取り付け取り外しの可能な
デタッチャブルリアキャリアに括りつけることで
普段のシンプルなスタイルと、ツーリングでの利便性を
両立するに至っております。

車載工具くらいは積んでおきたいので
ツールバッグだけは常時取り付けておきます。


現在の旧エボでは、こんな写真が残っていました。
リペイント前なので、本当に乗り換えた当初だと思います。

一回り小さいツールバッグが発売されたので
水平の方がカッコいいじゃん?って思い、
この位置に取り付けておりました。
スイングアームに縛り付けて、
回転防止としてタンデムステップに乗っけてます。


だがしかし…、1年半くらいでこのような感じに。

これはだらしなくてイカンな!ってことで思案の末に…

こうなりました。

うん、なんか元のスタイルに戻っただけじゃん!


そんな訳で、明日の農家ライブも頑張るぞい!


レアパーツ

2017年02月17日 07時47分00秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY職人ブルームです。

乗り換えてからそろそろ1年半のスポーツスターXLH883。
主に外装パーツのカスタマイズをしてきましたが
ココ1年位はほとんど姿が変わっておりません。
全体的に特に大掛かりな改造はなく、
本来の年式よりも旧いデザインに回帰している感じです。
少し塗装が傷んできた部分もあるので
レタッチするか思い切って全部塗り替えるか考え中。


そんな中で実はかなりレアなパーツが有りまして
それがこのメーターブラケット。



元々のブラケットはこのような感じで

デカいメーターが斜め前方に飛び出しているのですが
コレが気に入らなくて交換される方も多い部位。

よくあるパターンがこのサイドメーターというカスタム。

俺的にはコレは論外
酷いのになるとヒザ横どころか内腿くらいの位置だ。
メーターを見るだけでわき見運転になるという、
ある意味スーサイドなカスタム。カッコいいですね

小さいメーターに変えるのもアリなんですが
ウインカーのオートキャンセル機能
純正メーターについているので、
ここはなんとか移設するくらいにしておきたいところ。


そこで、70~80年代くらいにFXという車種の
一部に使用されていたらしいブラケット。
…と、言いつつも、コレの付いたノーマル車両を
ネット上ですら見たことが無いので、
もしかしたら純粋にオプション品だったのかも知れません。

で、30年前に製造されたデッドストック品を発見。
レアなアイテムですが、決して高価な物ではなく
¥3000くらいだったと思います。
現存数は少ないけど、需要も無いのだ。

ちなみにFXという車種は元々、FL(大きいハーレー)に
XL(スポスタ)型の足回りを導入したハイブリッドな感じのモデルで
特にフロント周りはほぼ共通だったので流用が可能なのです。
(現在ではそれぞれ違う方向に進化しております)



こういうシンプルなプレス加工品。


ビフォー


アフター



現在のメーターはサイズが5ミリ位大きいので
穴を広げるという結構大変な加工が必要ですが
コレを付けてる人は少ないレアアイテムですし
非常に気に入っております。

ちなみにメーター本体の銀色の円筒部分は
アクリルパイプにアルミテープを貼り付けただけの自作品だったりします。
構造上ただのカバーなので強度的には問題なし。
ヘッドライトバイザーに埋め込んだインジケーターも
先祖返り系カスタムとして自作しました。



カブ改造日記7:蓋

2017年01月31日 12時22分01秒 | バイク

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 木工職人ブルームです。

カブに取り付けた軽量な自作木箱
荷が飛び出ないようにネットを取り付けてますが
コレがどうにも開け閉めが面倒くさい



以前使用していた鉄箱が便利すぎたからなので、
ならば、木箱にもフタをつけようじゃないですか。

あまり重量が増えないように、フタは木製の枠+布張りで作成します。


適当な角棒を30cmにカットして枠組み。


いちおう着色。


適当な布で覆って完成。

丁番とパッチン錠で固定してあるので開け閉め楽々。
内側にワイヤーのストッパーも付いてます。


うむ、便利だ。