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今年はくすぶって・・

2008-01-14 22:44:51 | ○ 奈良を旅する~エコツアー ○
13日、成人式の前日、奈良では若草山の山焼きが行われます。
今年は前日が結構な雨模様、しかも当日最低気温0度を切る
ほどの寒さで、雪がちらついていたような・・。

そんな中でしたが、森人講座修了生のゆっき~が企画してく
れた奈良の森つあ~の参加者のみなさん+αで山焼きつあ~
と由庵でのお食事となりました。


若草山の山焼きは、明治以降をみると、明治11年2月23日に
行われ、現在のように夜間行事となったのは同33年2月17日
だそう。(春日日記)戦前は、2月11日に行われ、昭和25年
からは、成人の日であった1月15日に行われていました。

*平成12年からは、祝日三連休化を目的とした祝日法の改正
により、曜日指定となった「成人の日(1月の第二月曜日)」
の前日の日曜日に行われています。

若草山の山焼きはそもそも、元文三年(1738)12月に、奈良
奉行所が山の枯れ草が青芝になる正月から三月まで、九折山
に放火停止の立札を立てていましたが、その後も放火事件が
起こり、結局その犯人は検挙されぬまま、誰が焼くともなく
焼かれるようになったそうです。
そしてそれが山上古墳の鶯陵に葬る霊魂を鎮めるそまびとの
祭礼ともいうべきもので、供養の為でもあったようです。
また俗説として春日・興福寺と東大寺の領地争いがもとだと
伝わっています。


* 若草山の由来 *

若草山は古くから葛尾(つづらお)山、九折(つづらお)山
といわれ、江戸時代中期にもこの名前で呼ばれています。
奈良時代の終わりから平安時代の歌には若草山の名前がでて
きますが、葛尾山の雅称であったようです。葛尾山の記述は、
1589年の「多聞院日記」にも見られ、当時もまだこの名前
で呼ばれていたといえます。

若草山という名前は文久元年(1861年)古地図にはその名
称が記載され、この頃は「若草山」の名前の方が一般的になっ
たことがうかがえます。




6時、花火点火で山焼き開始♪ (日経新聞2008.1.13より)




ならまちで文化と歴史に出会えるカフェ
NARACAFE 由庵
http://www.naracafe-youan.com

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