孔雀サボテン

孔雀サボテンの鉢で、三輪が開花


孔雀サボテン「ニューイヤー」（Ｅー１）


孔雀サボテン「ニューイヤー」（Ｅー１）
上の花と、同じ鉢に開花した花だが
こちらは、強制開花


孔雀サボテン「ミス・シポーン」
こちらも強制開花させた

同じ強制開花でも
「ニューイヤー」は、ガクが開かなかった花で
「ミス・シポーン」は、花弁が開かなかった（ガクは開いていた）

ガクが開いていなかった花は、ガクの先端に異常があるが
花弁だけの場合には、ほぼ成形花になっている

新茎の色々

新芽というか、新茎といったらいいのか
ジャングル・カクタス（森林性サボテン）の
伸びて行く先端の紹介です

最初は、孔雀サボテンから






と、赤っぽいものが結構多いのですが


こんな風に、色の薄いもの


まったく、赤みのないものもあります

さらには、前に紹介したことがありますが

このような、色むらのある新茎もあります
（孔雀サボテンの、キメラ種）

続いて、月下美人系から

「満月美人」


「歌麿呂美人」シュート状の新茎


「白眉孔雀」

ドラゴン・フルーツでは

このように、先端から伸びるもの


途中から芽を出すもの
（これは、不要な茎なので、直ちにかきとりました）

葉っぱ状に伸びる新茎や、棒状に伸びる（シュート）新茎があります


これは、どう見ても葉っぱ？
に見えますが、
「キリン団扇」という、サボテンです
かなり強力な棘を所持しています

続いて、イースター・カクタス二種です



赤というか、赤銅色が多いようです

最後に、シャコバ・サボテン

やっぱり新茎は、赤銅色のものが多いですが
最初から、緑色のものもあります

シャコバ・サボテンは、今、花芽を付けさせる時期なので
茎になる新芽は、即排除しました

実生新芽

種から芽を出させる「実生」

こんな感じで、双葉が出てくる


双葉の間からは

クジャクサボテンや、ドラゴンフルーツなら

こんな、毛柱が伸びてくることになる

月下美人系の場合はちょっと違って

双葉の間からは、平たい茎が伸びてくる

そして、上三つの新芽には、
毛のような、棘がちゃんと有る

シャコバサボテンや、イースターカクタスは
双葉は出てこない
これには、棘は無い

下の写真は、
さらに伸びてきた状態


ドラゴンフルーツや、金紐孔雀はこのまま伸びる


波打つように、刺座の部分がくびれている


上の写真と、若干くびれが異なる


くびれが殆んどない茎


三陵で伸びる茎

上の写真は、クジャクサボテンの形状の違う新茎
他にも、多陵で育って行くもの
改めて、元から新たに扁平な茎の伸びてくるもの
色々な育ち方があるようだ

昨日の続き

今朝、満開状態になったところで


そして、改めて撮り直しをしてみた

上二枚の花弁だけに、赤いラインが入っている

裏側の、ガクの部分は


さらによって、しべの様子

赤と、白のしべが混在している

桜姫のしべは

花弁と同色で、ピンク一色

写真は載せなかったが
白一色の枝変わりのしべは
白一色になっている

枝変わり、更に開花

孔雀サボテンは、夜間に開花が始まると思っていたが、
この「桜姫」枝変わりの株は、昼に開花が始まる

朝

膨らんできた蕾が

昼には

開花が始まっている

夜

仲良く、並んで開花

左のピンクの花は「桜姫」
右の白い花は「桜姫」枝変わり

こうして見ると

チューリップが咲いているみたい

この、白い花を見ていたら
変なことに気づいた

これは、昨日咲いた
白一色の、枝変わりの花


そして、今日咲いた枝変わりの花

白い花弁のセンターに、赤いラインが・・・・
入ってはいるが、上の花弁にだけ
下側の花弁は、真っ白

こんなキメラの出方もあるの？
初めてのことなので、ただビックリするだけ

枝変わりの花？

キメラ株の白い花が開きだした


これは、下の「桜姫」になる予定の花と
同じ茎に付いている花


前に咲いた、「枝変わり」の花とは違っていた
花弁のセンターに、赤のラインが入っていない


完全に、真っ白な花
花径：１２cm

明日の朝までには、もう少し開くだろうから
まだ確定したサイズではない


「桜姫」枝変わり第２号

他の白い蕾も、この花と同じになる？

キメラ株について

過去に、孔雀サボテン「桜姫」から、
三輪の「キメラ花」と、数輪の「枝変わり花」が咲いている
花後、その部分を切り取り挿し木した
今回「キメラ株」として扱っているのは、
この挿し木が成長した株のことである

先日、「桜姫」として一輪が開花
三輪が、近日中に開花予定
この三輪の内、
一輪がほぼ確実に「桜姫」
一輪が、キメラ花に成りそびれた「枝変わり花」
もう一輪も、「枝変わり花」だと思われる

そして他にも、「枝変わり花」になると思われる蕾が５個


この二つは７cmと、６cm


１,５cm一つと１cmが二つ

あと、花芽もいくつかあるのだが

これは、赤系になる花芽


これは、白系になる花芽

同じ茎に、色の異なる蕾や花芽が付いている
梅や、花桃などで、咲き分けといって
色の異なる花が、一本の木に咲いているのを見かける
それと同じようなことが
今回、この「キメラ株」で起きている

残念ながら、今のところ「キメラ花」は咲いていないが
一本の茎に、色の異なる花が咲けば
これはこれで、素晴らしいことだと思っている
（固定できれば最高だが）

花の色が変わる

孔雀サボテンの花の色は、時間と共に変化するようだ
例えばこれ

今日の、「Ｄー２」の花
昨日より少し濃くなってきている

今日は「Ｂー１」の花が咲いたのだが
１２月１７日に咲き、しおれた花と比べると

＜今日の花＞


＜しおれた花＞

こんなふうに変化する
クリーム系の花もそうだが
「赤色」が強くなるようだ

枯れ枝

夏の暑さのせいなのか
それとも、更新時期なのか？



枯れた茎が目立つ

元から枯れたもの
先端が枯れたもの
途中が枯れたもの


切り落とした一部

森林性サボテンは、人間の快適環境を好むそうだ
そうしてみると、今年の夏は最悪だった

湿度の高い蒸れる暑さ
水をやれば、その水が熱湯になってしまう
これでは、根が傷んでしまう
この猛暑の期間水遣りを抑え
完全に、夏眠させれば良かったのだろう
中途半端な水遣りが、結果を更に悪くしたかもしれない

実生の双葉

満月美人の双葉


歌麿呂美人の双葉

同じ頃蒔いたこともあるが、どちらもほぼ同じくらい
混ぜてしまったら、どちらがどちらか判らなくなる