あなたを見つめて。。 monochrome life

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海かぜ川かぜ ローライフレックス 2.8F クセノター80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月10日 23時23分15秒 | 海かぜ川かぜ
もう、夕暮れ間近というのにこれから少年野球が始まるのだろうか?
マイクアナウンスとともに審判員らしき人が草原のいちばん端のこちらに向かって走ってきて大会旗と日本国旗を掲げようとしていた。
国旗はこれから戦いが始まろうかという緊張感もなしに垂れたままゆったり梅雨明けまぢかの空に上っていった。
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海かぜ川かぜ ローライフレックス 2.8F クセノター80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月09日 08時51分35秒 | 海かぜ川かぜ
この日曜日は久しぶりに青空が拡がる初夏の陽ざしで3週間ぶりに川原へでかけた。
補欠だろうか野球ユニホームのままの退屈した少女とその弟らしき少年が川原に積み上げられたテトラポットに乗って遊んでいた。
真似して僕もよじ登った。
1m弱のテトラポットを軽々飛ぶつもりがやけにぎこちなくひと石飛ぶごとに先の石を見据えて深呼吸までする有様だ。
身体が不安定なのは首からぶら下げた大切な大切なROLLEIを気遣ってのことなんですよ。。と後ろにつづく少年だった僕に話しかけていた(笑)
三角石の間から見える淀川にかかる鉄橋には関東や北国へ向かう列車が警笛を鳴らしながら走っていた。
川原より一段たかい石の上に吹く川風はもう7月の乾いた風だった。
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ヒツジの入った木箱 EOS-1V EF24-105L 〈TMY2/dev1:4/1st処理〉

2008年07月07日 01時37分36秒 | Film Camera
サハラ砂漠に不時着して夜明けに小さな男の子の声で起こされたときにはどんなに驚いただろう。
死の危険にさらされているときだというのに。
「おねがい…ヒツジの絵を描いて」
「ちがうちがう!ボアに飲まれたゾウなんていらない」
「ううん!このヒツジ病気で弱ってる」
「ねえ…これはふつうのヒツジじゃなくて牡ヒツジだよ。角があるでしょ」
「年とりすぎてるよ。ぼく、長生きするヒツジがほしいんだ」
僕はとうとう我慢できなくなった。
早くエンジンを分解してみなくちゃならないというのに。
そこで僕は大急ぎでふつうの木箱を描くと男の子に言いわたした。
「ほら、木箱だ。
きみがほしがってるヒツジは、このなかにいるよ」
「これだよ、ぼくがほしかったのは!このヒツジ草をいっぱい食べるかな?」
木箱の中にヒツジが入っていると思えた人にしかヒツジは見えてこない。
見ようとしないものはいつまで待っても見えてこない。
大好きな『星の王子さま』のヒツジの入った木箱の章です。
この水滴に覆われた硝子戸の向こう側、あなたには何が見えるのでしょうか?(笑)
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植物採集 Rolleiflex2.8F Planar80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月05日 00時01分48秒 | 植物採集
橋の上から川を眺めていたらふだんは降りることのできない川沿いに降りるゲージが開いていた。
森なら広葉樹林に覆われて日照が遮られるがこの都会では巨大な高速道路の橋脚が梅雨空を覆って森の態を成している。
ただ、こうして立っていると車の走行音も遮断され都会に暮らす小鳥の営みのさえずりだけが聞こえ森のなかにいるようで哀しいかもしれないがとても心地良いのです。
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植物採集 Rolleiflex2.8F Planar80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月04日 00時03分30秒 | 植物採集
橋の下をとつぜんくぐり抜けたタグボートを撮っていた。
まさか松屋町そばのこんな細い運河にボートが走るなんて長く見たことがなかった。
大阪市内の運河を観光ボートで結ぶ計画が水都大阪プロジェクトにあるそうだがそのテスト走行なのだろうか?
川面から顔をあげたときに父娘らしき二人にすれ違った。
ピントを合わす間がなく思わず目測と低速シャッターにもかかわらずうまく撮れていた。(狙って考え抜いた被写体はたいしたことがなく偶然の被写体に思いがけず気にいったのが撮れることがあります)
父らしき男性は黒服に花束を抱えていた。
あの花はどんな意味を持つものだったのだろう。。
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植物採集 Rolleiflex2.8F Planar80mm〈TMY-2/XTOL1:1〉

2008年07月03日 00時05分43秒 | 植物採集
大阪の街はかって八百八橋とも言われるほどの水都で僕の子どものころにも大小の川が入り組むように流れていた。
大阪万博とともにその川は埋め立てられ道路となりその上には高速道路が建ちました。
いままた水都大阪を掲げて街興しをしようと川を整備しているが川幅を拡張するのでは無しに川を削って遊歩道を造っている。
道頓堀川もずいぶんちっちゃな川になってしまったがどんなものだろうか?
高速道路の橋脚に太陽光を遮られながら室内植物は育っていました。。
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Osaka Street EOS-1V EF24-105L 〈TMY2/dev1:4/1st処理〉

2008年07月02日 00時49分41秒 | Film Camera
『海底の真珠に触れはするが、どうしても海面へそれを持ち出しえないインド洋の潜水夫よ、君はこれからどこへその宝物をたずねて行こうとするのか?』
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Osaka Street EOS-1V EF24-105L 〈TMY2/dev1:4/1st処理〉

2008年07月01日 00時12分38秒 | Film Camera
夜のフラワーショップのウインドウをはさんで硝子の外側に立っている僕と硝子の内側に咲く花とおなじ湿度に覆われた空気を吸っている。
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