一ヶ月近くの入院生活で毎日食事前に血糖値を計っていた結果が以下のグラフです。
1)血糖値が110-370程度に振れているのは、39℃程度の発熱があり、ブドウ糖を含む点滴をしている時期だった(20-40回)。
2)その後血糖値は低下していく。これは点滴も終わり自由に運動できるようになったので、階段上り下りを再開した結果です(40-70回)。
3)階段上り下りに追加して腹筋運動を加えた結果、血糖値がさらに一段低下するようになった(70-90回)。
体重も1)の時点で65kg程度、2)で63kg程度、3)で62kgに落ちており、その80%程度が内臓脂肪かもしれないので、後半になるに従い運動強度が少なくても十分な血糖値低減効果が現れているようです。
本を読むと内臓脂肪は生活習慣病の最大要因のようです(内臓脂肪は以下のような悪さをする)
A)レプチン分泌増加
インスリン感受性を弱め、糖代謝障害をもたらす
B)TNF-α分泌増加
インスリン抵抗性を引き起こす
C)アンジオテンシノーゲン分泌増加
血圧上昇を引き起こす
D)PAI-1
動脈硬化を進行させる
血糖値変化と内臓脂肪の影響をみると、内臓脂肪が減少した結果A)B)が改善され、インスリン抵抗性が減少した結果、良好な血糖値になってきたのでは。。と、思われる。
このような結果から、とにかく内臓脂肪が最大の悪役なので今後も内臓脂肪を削減するように食事と運動を行う事にする。