本日の2軒目。
季節限定メニュー企画から外れます。
先日富山麺遊会、シロエビらーめんスタンプラリーで初訪の
アジアン・カフェー sama sama(さまさま)
こちらの厨房で腕を振るっている職人さんが、高岡の伝説のラーメン屋(言いすぎ)
自分らも昔よく通った、高岡御馬出の 旧十軒房(じゅっけんぼう)のスタッフだった人。
その方に、旧十軒房の奥さんが金沢で「花の〇(はなのまる)」というラーメン屋さんを開業しているとお聞きし
なんとしても行ってみたくなったんです。
前からそのお名前は聞いていましたが未訪でした。
きどたまよのラ本では、金沢片町で「花〇(はなまる)」というお店でスタート。
無添加、手作りで
フードプロデューサーの匠ゆうじ氏が手掛けたお店となっています。
ちなみに「匠系」、「〇(まる)系」があって、「〇系」の全国2号店だったそうです。
当時は厳選された動物系(鶏)出汁や、チャーシューもありました。
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その後金沢市中村町に移転「花の〇」に改名。
地元鶏も扱いを止め、完全無添加・無化調、有機野菜と、野菜系スープ、
かん水未使用の特注麺という、単に「こだわり」という一言では済まされない
奥さんいや店主の理念の究極の姿です。
お話をしていてよく伝わってきました。
店内写真撮影禁止
なので凄く残念ですけど写真はありません。
お店を宣伝したくないとおっしゃいます。
趣旨を理解・賛同していただけるお客様だけでやっていこうということなのでしょう。
十軒房以来のお話も伺い共感いたしました。
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ラーメンですね。
3種類ありました。
千葉三年醸造の醤油らーめん
能登産天日濃縮海水の塩らーめん
長野八ヶ岳醸造味噌と酒粕、三年醸造醤油の手作り熟成 酒粕合え麺(季節限定のよう)
お塩らーめん¥900 を頂きました。
まず肉は一切ありません。
香りがすごくいい。
載せ物は、全て有機野菜。
両脇にたっぷりの水菜。
中央に細長くカットした人参。蒸してあるのでしょうか柔らかいです、それを炙っています。
甘みが凝縮されています。
次にまいたけ。これも炙ってあります。さくさく、シャキッとした食感と香ばしさ。
そして、越前大野の里芋。これも蒸してから炙ってあります。
しっとり柔らかく程よい食感。ほっくりとしたおいしさです。
さらにねばねばした細長いものが一つまみ、めかぶかと尋ねると天然昆布だそうです。
あと、スープをたっぷり吸った車麩、煎った白ゴマが香ばしいです。
麺は無かんすいの特注中麺。
もちっとしてしっかりコシのある麺です。
出汁は有機丸大豆と根菜類の完全無化調、長期熟成の和風琥珀色の清湯スープ。
それに能登産海水凝縮の塩で味付けされています。
なんと優しい塩加減。喉や舌にいっさいエグミや後味を残さない
すっきりした飲み口。
後味に若干の酸味を感じましたが、旨み成分由来でしょうか。
身体に優しいと実感します。
表層の香味油は自家製とのこと。
勿論20年前ならいざしらず、今更というむきもあるでしょうが
やはりここまで追求され、継続されているにはよほどの覚悟がおありだったのだろうと拝察いたしました。
利益だけを追求するのであれば絶対真似できないと思いました。
ここは隠れ家ですね。
そっと、また訪れようと思います。
汁完飲。
ごちそうさまでした。
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駐車場ありませんので 要注意です