私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

そういえばあの時

2007-11-29 23:41:00 | 映画「三丁目の夕日」

私の仕事部屋に貼ってある宝物です。

山崎監督のサインの日付を見てお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、昨年3月21日に東京・五反田の IMAGICA で行われた「DVDオーディオコメンタリー収録イベント」に参加させていただいた時に、おみやげとしていただいたポスターです。

まさか当選するとは思わずに応募したものですから、メールをいただいた時には、息が苦しくなりました。その後発売された DVD のオーディオトラックには、泣いた私が鼻をかむ音が含まれていて、これが私の生涯の自慢となっています(^^;

収録後には、山崎監督、阿部秀司、奥田誠治両EPのティーチインが行われ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

ティーチインは「続編を制作するのか?」という話題でも盛り上がりました。

今にして思えば、阿部EPはあの時、参加者の反応を見極めようと一生懸命だったように思います。私の記憶が間違っていなければ、クロージングの時にも「もう一回お聞きしますが、続編は見たいですか?」というような問いかけがあったような....。

あれから1年と8か月、「続・三」を観て、再び感動に浸ることの喜びといったらありません。数々の困難を乗り越えて完成にこぎ着けた作り手の皆さんに、もう一度感謝です。

「今さら」という気がしないでもありませんが、いつか収録の模様を紹介したいと思っています。

週末興収ランキング首位

2007-11-27 20:19:54 | 映画「三丁目の夕日」

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」はこれまでに5回鑑賞していますが、そのチケットの半券です。混雑を避けたため土・日は2回だけ。週末興収ランキングでなかなか首位の座を奪えなかったのは、もしかして私のせい?

「順位じゃないんだよっ。世の中には順位よりももっと大事なものがあるんだょっ」と自分に言い聞かせていたのは、やはり「続・三」がまだ首位に立っていなかったからかもしれませんね(^^;

私は昔から、自分が好きな作品やアーティストが「誰もが知る存在」になることを、あまり歓迎ないようなところがあります。きっと「自分だけのものにしておきたい」という、身勝手な思いからでしょう。

でも「三丁目の夕日」は、私が「一人でも多くの人に観て欲しい」と心から思う、特別な映画なのです。そんな映画が今週は首位。あぁ、うれしい。

私が時々お邪魔するブログに「映画コンサルタント日記=映画業界のリサーチの仕事をしている会社員による、作品分析/業界動向に関するコラム」があります。

そのクールな目線はさすが業界人で「この日記では、なるべく客観的に映画の商品価値の分析をするため、感想は意識的に書かないようにしている」そうなのですが、「ALWAYS (続・)三丁目の夕日」だけは特別のようです。まずは「ALWAYS 三丁目の夕日」公開直後、2005年11月8日の記事をご覧になってください。

また、このブログでは毎週末の興収ランキングを予想しているのですが、あろうことか今回は「続・三」を3位と予想してしまいました。その後に書かれた11月27日の記事も、読んでいてうれしくなります。

※今日の写真のチケットの下に写っているのは、「朝日町五丁目」を通るチョロQのボンネットバスとクラウンです。

「情景ジオラマ」に三丁目の人々を

2007-11-25 20:22:20 | 映画「三丁目の夕日」

「情景ジオラマ」に夕日町三丁目の人々を登場させるため、TOMYTEC から発売されているジオコレの「ザ・人間」シリーズを買ってきました。

最近は、休日に時間ができると、こんなことばかりしているような気がします。

15mm 前後の身長しかない人形にはスタンドが付いていないため、「いったいどうやって立たせたものか」と悩んだのですが、地面に両面テープを貼り、その上にピンセットでつまんだ人形を置くだけで O.K. でした。

たったこれだけで、街に命が吹き込まれたようになりました。

残念なのは「続・三」の登場人物の人形がないこと。どこかで N ゲージスケールのそんな人形が発売されたら、絶対に「おとな買い」なのですが....。










関連グッズに "SOLDOUT" が....

2007-11-24 17:37:11 | 映画「三丁目の夕日」

即席ハウスカレー「昭和復刻版」を食べ過ぎて、カラダ全体が黄色になってしまったアヒルの写真です。考えてみれば、アヒルのくちばしは黄色でも、カラダは白のはず。やはり、カレーを食べ過ぎたからでしょう(^^;

多くのおじさんやお姉さんを「おとば買い」に走らせた、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」関連グッズですが、日テレ屋では "SOLDOUT" が目立つようになってきました。

今日現在、すでに "SOLDOUT" になっているのは「手ぬぐい(茶川商店)」「ボールペン」「携帯ストラップ」「ショルダーバッグ」「駄菓子詰め合わせセット」「ALWAYS STYLE」の6点。

上映の方はまだまだ続けてもらわなければ困りますが、グッズの「おとな買い」はそろそろ祭りの後を迎えているようです。

近くのスーパーで、「即席ハウスカレー」や「とんがり Corn」を見つけると、犬のタロを拾った美加ちゃんのような気持ちになってしまい、つい買い物カゴに放り込んでしまいます。

家族から「カレーととんがり Corn を主食にするつもりか?」と責められています(^^;

昭和の鉄道模型をつくる(17~18号)

2007-11-23 17:40:23 | 私的「三丁目の夕日」

「昭和の鉄道模型をつくる」の17号と18号が届いていたのですが、組み立てる時間がありませんでした。今日も朝から仕事のことで慌ただしい状況が続いていたのですが、午後になって無理矢理一段落させて、「昭和の街作り」を再開しました。

今回届いた部品は「タクシー営業所」と「バー&寿司屋」です。

号数を重ねるごとに、細かい部品が増えてきたのは気のせいでしょうか。ピンセットやボンドを使用する機会が増えてきました。先週は大きなカッティングマットを購入し、食卓の上に広げた臨時の「作業場」もそれらしく見えるようになりました。

二つのストラクチャは、一時間弱で完成。お寿司屋さんの前に止まっている自転車をボンドで固定して、「立てる」のに苦労しました。

少しずつ街並みが整ってくるにつれて、この小さなスペースに「夕日町三丁目」の一部を組み込めないかと思っているのですが、私のスキルでは....無理ですよね(^^;

その後、再び仕事に戻り、夕方に予定を完了。夕食の後は近くのシネコン、ではなく「夕日町三丁目」へ遊びに出かけます。

今日は私一人だけでレイトショーへ。奥様は3回まで付き合ってくれましたが、今日は断られてしまいました。まっ、仕方ないか(^^; それでは、行ってきます!!

カネよりも大事なもの(1)

2007-11-21 22:55:29 | 映画「三丁目の夕日」

「か、カネじゃないんだよっ。世の中にはもっと大事なものがあるんだよっ」

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」をご覧になった方はよくご存じの、茶川さんのこの決めセリフについて考えてみたいと思います。

以前も書きましたが、山崎監督はこんなことをおっしゃっています。

「茶川さんは淳之介を迎えにきた川渕に、最初の方で『お金じゃないんだよ。世の中にはもっと大事なものがあるんだよ』と言ってしまう。これは普通の脚本家なら、絶対に避けるような陳腐なセリフ。それをあえて言わせているのは、茶川さんは自分が言った青臭い言葉に復讐されていくから。淳之介が給食費を払えないとか、『そうじゃない、世の中お金です』という事実を突きつけられていく。彼がそこからどうやって成長していくのか....」

この「陳腐なセリフ」だけをとらえて、「続・三」を「お涙頂戴のベタな人情話」など決めつけてしまう人がいるのは、とても残念です。

ところでこのセリフ、現実の世の中ではどちらかといえば「経済的に自立していない」人が口にすることが多いような気がします。また、「お金」の部分を他のモノに置き換えて使われることもあるようです。

「学校の成績がすべてじゃない。他にも大事なものがあるんだよ」 (よい成績の人はあまり口にしません)

「順位よりも大切なものがあります。僕たちはそれを学びました」(優勝したチームからはあまり聞かれません)

「プレゼントは値段じゃない。心がこもっているかどうかが大切なんだ」 (それなりの贈り物をした人はあまり口にしません)

「人間は顔じゃない。容姿よりも大切なものがあるんだよ」 (これは私のセリフ(^^;)

おっと、話が脱線してしまいました(^^;

※いつか書く予定の「カネよりも大事なもの(2)」に続きます

ALWAYS 続・三丁目の夕日【展】

2007-11-20 21:40:19 | 映画「三丁目の夕日」

今日から、日本橋三越本店で開催されている「ALWAYS 続・三丁目の夕日【展】」に行ってきましたが....。ごめんなさい。写真撮影禁止でした(;_;

会場に入ってすぐの場所に、ミゼット、アイスキャンディと豆腐屋さんの自転車、宅間先生のスクーター、テレビ、冷蔵庫、洗濯機など、映画で利用された懐かしいアイテムが並んでいます。

ミゼットの横には鈴木オートの茶の間が完全復元されています。もちろん、ちゃぶ台の上の新聞は当時のものというこだわりよう。前作の力道山のシーン、「続・三」のクライマックスでは大勢の人がこの茶の間に集合したはずなのですが、思いの外狭いような気がしました。

その先にはミニシアターがあって、予告編などが放映されていました。22日のトークショーは、ここで行われるのでしょうか。

撮影に使用されたミニチュアもみどころのひとつです。ASIAGRAPH 2007 会場の白組ブースに展示されていたものと同じ、都電通りのミニチュアの他、こだま号、C62、前作に登場した上野駅(かなり大きいです)も展示されています。

「毛玉をつくるのに一週間もかかった」という茶川さんのセータをはじめ、主要キャストのみなさんの衣装も見ることができます。

そして今回の目玉は、先日まで日テレのロビーに展示されていた「夕日町三丁目43分の1スケールジオラマ」。日テレと違って、四方に障害物がないため、自由なアングルから三丁目を探索することができます。

「鈴木オート」や「茶川商店」はすぐにわかるのですが、「やまふじ」を見つけるのは少し苦労するかもしれません。でも、映画のシーンを思い起こしながら、ジオラマの道をたどるのが、もう楽しくて、楽しくて。

今日は、このジオラマを再度カメラに納めるために出かけたのですが、会場のあちこちで警備員の方が目を光らせており、撮影は厳禁!! 残念でした。

出口の先にはお約束の「グッズ販売コーナー」が待ちかまえています。

ショルダーバッグをはじめ、ほとんどの関連グッズが販売されていました。その他、昭和や鉄道に関連した書籍、レトロなおもちゃなども並んでいますから、「グッズはもう全部買ったから」などと安心している方も要注意です(^^;

グッズ売り場のレジの先には、さりげなくガチャポンが置かれていました。私は「ピンズ」の前を通り過ぎることができず、5回連続東京タワーをひいてしまう不運に泣きました。

思ったよりも「こじんまり」した印象でしたが、映画とはまた違った趣で、三丁目の世界に浸ることができました。お近くの方はぜひ、会場へ!!

アヒルの三丁目めぐり

2007-11-19 23:57:02 | 映画「三丁目の夕日」

アヒルがミゼットに乗っています。

せっかくおいでいただいたのに、申し訳ありません。まだ仕事をしていて、今日はネタを絞りだすことができませんでした。m(_"_)m

これから、ネタがないときには「アヒルの三丁目めぐり」の写真をご覧いただこうかな、と思ったり(^^;

もしかすると、くどい(いろいろな人から言われます)文章より、こんな写真の方が喜んでいただけるかもしれませんね。

受験生の気持ち

2007-11-18 21:22:35 | 映画「三丁目の夕日」

昨夜は二十歳の一人息子と、映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観てきました。

先月22日の東京国際映画祭先行上映以来、これで4度目。週に一回のペースで観ているのですが、毎回新しい感動を味わうことができます。もしかすると、これは私の記憶力が衰えてきたせいなのかも(^^;

二人並んで外を歩くことでさえ嫌がる年頃なのに、よくもまぁ、オヤジと二人で映画を観に行くことにしたものです。

もっとも、入場までの待ち時間には、一人でシネコンの隣にあるショッピングモールへ服を見に行ってしまい、私は「放置」されてしまいましたが....(^^;

上映中は隣に息子が座っているにもかかわらず、例によって「嗚咽」モードに。最近は、涙を流すことに「シャワーのような爽快感」を感じるようになってしまいました。

上映後すぐに映画の感想を聞きたかったのですが、まるで結果を聞く受験生のように緊張してしまい、ほぼ無言のまま駐車場へ。

クルマが動き出したところで「どうだった?」と尋ねると、「ちょっと長かったけど、よかった。よい映画だと思った」とのこと。

最近はお互いに「照れ」が先に立ってしまい、「いいものをいい」とストレートに口にできないようなところがあったため、彼の素直な一言には少し驚きました。

「何度かグッときた。それに、オレも『世の中には金よりももっと大切なものがある』って絶対に思うし、そう言いたいんだけど、大学に入って社会人に近づいてくると、そうも言っていられない現実があって、難しいなと思っていた。だから、茶川さんの苦労がよくわかったような気がする」

ただ、こだま号も日本橋も彼にとってはニュース映像と同じに見えるらしく、オープニング以外の VFX にはそれほどの驚きはなかったようです。きっと、私のように「原風景が再現された」という受け取り方ができないからだと思います。

その後、ラーメン屋さんで「夜11時過ぎの体に悪い夜食」を食べながら、「続・三」の話でしばし盛り上がりました。

彼が「続・三」のどこに反応したかをもっと知りたかったのですが、彼が何かひとこと言えば、興奮した私がそのシーンのうんちくをまくし立てる....という感じ。結局、「おしゃべりオヤジの独演会」になってしまいました(^^;

それでも、「バンプの『花の名』、最初に聞いた時にはあまりいいと思わなかったけど、帰ったら iPod に入れることにした」という彼の一言で、私は合格点をもらった受験生のような気持ちになったのでした。

今日の我が家の夕食は、息子のリクエストにより「豚肉のすきやき」となりました。

あたり前田のクラッカー

2007-11-17 23:52:55 | 私的「三丁目の夕日」

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の「駄菓子詰め合わせセット」に入っている「前田のクラッカー」です。

毎週日曜日夕方に放送されていた「てなもんや三度笠」で、毎回藤田まことさんが口にしていた決めセリフ「俺がこんなに強いのも、あたり"前田"のクラッカー」でおなじみでした。

以前も書きましたが、私の記憶にある「前田のクラッカー」は四角いカタチだったのですが、こちらの正式商品名は「前田のランチクラッカー」というようです。そしてこの駄菓子セットに入っていたのが、文字通り「前田のクラッカー」。

驚いたことに、いずれも前田製菓の現役商品です。"atarimaeda.com" というドメイン名にもびっくりです(^^;

今日、「前田のクラッカー」を開封し食べてみたのですが、この駄菓子セットの中で最も、いや、唯一かもしれない「懐かしさ」を感じました。

当時の味は忘れてしまったのですが、「きっと、こんな味だったかも」と思えるような「レトロ感」があるのです。

正直に言ってそれほど「おいしい」というわけではないのですが、この「粉っぽさ」が、妙に「昔はこんな味だったんだろうなぁ」と感じさせてくれます。

「前田のクラッカー」に「渡辺のジュースの素」があれば、お菓子でタイムスリップができたのに....。