私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

「昭和」を舞台にしなくても成立する「家族のストーリー」

2012-01-29 10:44:22 | 映画「三丁目の夕日」

「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」、昨夜、義兄夫妻を誘って、「夫婦50歳割引き x 4 枚」で二度目の鑑賞をしてきました。エンドロールが終わって最初に思ったこと、「あと、3~4回は観れるな」(笑)。

六ちゃんと菊池先生を前に、則文さんが逡巡しながらも結婚を許すシーン、茶川先生が、一世一代の大芝居で淳之介の真意をただすシーン。スクリーンに映し出されている光景と平行して、私の脳内には前二作のシーンが映し出されて(思い出されて)、よけいに泣けました。

気がつけば今回は、昭和の街並みなどは、それほど多く登場しません。私は、「懐かしい昭和の風景」につられて、この作品に魅了されてしまったわけですが、「'64」を見て、もはや「昭和」を舞台にしなくても成立する「家族のストーリー」のような気がしました。

シネコンへ行く前に一緒に夕食をとったのですが、その時義兄が身につけていた新しい時計に気がつきました。聞けば娘からプレゼントされたとのこと。「携帯電話があるから、腕時計なんかいらないんだよ」、「夏は汗をかくから、腕時計は手にベタベタくっついてイヤなんだよ」などと照れ隠しをしながらも、表情はデレデレに崩れっぱなしを義兄をみて、なぜか私までうれしくなりました。

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