私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

北国の雪景色をもとめて

2011-02-04 19:04:12 | 大人の休日

上野駅13番線ホームにいます。

北国の雪景色を見たくて、今夜の北斗星に乗車することになりました。

「あけぼの」が連日運休するなど、大雪の影響により東北・北海道方面のダイヤの乱れが続いていたため、ここ数日は天気予報が気になってしかたがありませんでした。

「首都圏では普段見られないような雪景色を見たい」と思いながら、「列車は平常運行して欲しい」と願うのですから、自分でもかなり矛盾していると思います。豪雪でお困りの地域のみなさんに申し訳ないと思いつつ、今夜の下り北斗星が運休しなかったことに安堵している私です。

ここ数年、東北地方にばかり足を運んできました。私の記憶に残っているふるさとの原風景を探すためでした。ところが、実際に私が生まれたところは、道路も、線路も、町並みも、大きく変わり、私の期待を満たすことは難しくなっていました。

そんな中、はじめて青函トンネルを通過する際、夜の蟹田駅にぽつんと停車している列車を見つけ、胸にこみ上げてくるような懐かしさを感じました。それ以来、蟹田駅より北の風景、特に夜の車窓に惹かれるようになってしまいました。

今回の旅は、「月に照らされた雪明かりの景色」を車窓から眺めることが目的です。

札幌滞在時間は、北斗星が遅延しなくてもわずか5時間程度。こんな弾丸ツアーに今回もつきあわされる奥様からは「いったい、何をし札幌まで行くの?」と問い詰められましたが、「フルコースのディナーにたとえると、札幌は最後に出てくるコーヒーみたいなもの。コーヒーの前に出される、前菜、スープ、メインディッシュ、そしてデザートの方が気になるでしょ? 旅だって、同じですよ」という答えに納得は....できない様子です(苦笑)。

週末といえども24時間仕事から逃れられない身のため、今回もたくさんの回線とバッテリを背中に背負っています。気が向いたら、ツイートや記事、写真などをアップしたいと思っています。