10月30日は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」関連本の発売ラッシュでした。コンビニと書店を回り、「日テレ屋」Web からオーダーした「オフィシャルフォトブック」を除く3冊をゲットしましたが、私のお薦めは西岸良平さんの原作コミックを集めた「三丁目の夕日(続)映画化特別編」です。
「三丁目の夕日」が映画の原作であることは言うまでもありませんが、私は、どちらかといえば「舞台と登場人物はほぼ同じでも、ストーリーは別」という、印象を持っていました。
ところが「三丁目の夕日映画化(続)特別編」を読むと、「続・三」の脚本は原作のエピソードを大切に紡いだものであることがわかります。
目次の後の見開きページには、12のエピソードが採り入れられた「続・三」の主なシーンがリストされています。
しかも、原作のエピソードがそのまま脚本になっているのではなく、実に自然に、無理なく、大切なポイントだけが上手に取り入れられているのです。
映画を観た後でこの本を読めば、「三丁目の人々の泣き笑い」を別のアングルからもう一度楽しめてしまう、そんな感じがしました。
私のお気に入りは最後のエピソード「霜焼け」。私を泣かせた「トモエさんと美加ちゃんのやりとり」のルーツはここにありました。
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開まであと3日。時間よ止まれ....。