私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

昭和39年の夕日町三丁目へ

2011-07-15 15:57:50 | 映画「三丁目の夕日」
映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」は、いつの間にか撮影が終わり、来年の公開へ向けて編集作業が行われているようです。

前作とは異り、ストーリーもスチル写真もほとんど公になっていないため、ファンとしては情報不足にちょっとヤキモキという感じでした。

そんな中、7月14日からはじまった江戸東京博物館の特別展示「東京の交通100年博」でセットの一部を見ることができる、と知り、さっそく両国へ向かいました。

展示場は第一章~第六章の各コーナーから構成され、乱暴にまとめてしまえば、「てっぱく(大宮の鉄道博物館)の東京都交通局版」といった趣です。

各コーナーをざっと見学してから、私が向かったのは「屋外展示」のコーナー。というか、この屋外展示を見るために出かけました(笑)。

「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」のセットとして使用されたという、読売新聞販売店、港区夕日町郵便局の前に、実物の都電6000系が展示されています。

作り込まれたレトロな電車内のつり広告、昭和39年の読売新聞が置かれたスタンド、当時を思わせる店頭のポスターなど、今回も三丁目の夕日を創ってきたあの方々の手抜きのない仕事ぶりがうかがえます。

車内には、東京都交通局が発売するという「夕日町三丁目 都電ジオラマ」の実物も展示されています。鈴木オートと茶川商店が並んでいることに、ちょっと違和感を覚えつつ、「欲しいな」と思ったり。100セット限定で、お値段は10万5000円。さて、どうしましょう。

「東京の交通100年博」は、9月10日まで開催されています。