私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

よいお年を

2007-12-30 20:52:11 | 映画「三丁目の夕日」

昨年末に予想した通り、文字通り今年は「続・三で明け、続・三で暮れる年」となりました。エキストラとして撮影現場に立ち会うことができたのは、一生の思い出になりそうです。

何よりもうれしいのは、年が明けてももう少しの間上映が続きそうなこと。金曜日の夜に7回目の「夕日町三丁目訪問」をしてきましたが、あと1回くらいは遊びに行けそうです。

「よいお年を」。昨日・今日・明日と、何度この言葉を繰り返すことになるのでしょうか?

そういえば、前作「ALWAYS 三丁目の夕日」のラストシーンで、ふるさとへ帰るロクちゃんと鈴木オート一家が交わす言葉でもありました。

このブログをご覧いただいているみなさんも、どうぞ「よいお年を」お迎えください。

(写真は、「続・三」が暮れてしまった後、自分を慰めるために作ろうと思っている「夕日町四丁目!?」の一角です)

大晦日の家族団らん

2007-12-28 18:46:34 | 私的「三丁目の夕日」

近所のスーパーの「おせち」売り場です。世間は「年末モード」一色に染まり、テレビはスペシャル番組ばかりで「時計代わり」の用をなさなくなりました(^^;

さて、もういくつ(か)寝るとお正月。前にも書きましたが、私はこのシーズンが苦手です。ところが、小さな頃は歳末の雰囲気が大好きでした。中でも、大晦日に母と一緒に年末の買い出しに出かけるのは、私にとって大好きなイベントでした。

近所の商店はもちろん、デパートでさえ、三が日はお休みが当たり前の時代です。もちろん、コンビニなどありませんから、3~4日分の食料を買いだめする必要がありました。

買い物から戻った後のちょっぴり豪華な夕食は、一年で最も楽しい数日間のはじまりでした。夕食後、母はテレビを横目で見ながらおせち料理の仕込みにかかり、子供達はゲーム。家族の誰もが、この日ばかりは妙に機嫌や物わかりがよく、ゲームをしても兄弟喧嘩にはなりませんでした。あのような光景を「家族団らん」と呼ぶのでしょう。

先日、従兄弟とメールをやりとりする機会がありました。「歳のせいか、昔のことばかり追いかけている」と話したところ、「豊かとはいえないあの頃の暮らしはいやだった。親も実家もなくなってしまったけど、みんなが元気だったあの頃の方が幸せだったのかな!?」という返信が届きました。きっと、最後の「?」に何かの思いが込められているような気がしました。

「三丁目の夕日」の時代には戻りたくないという方も少なくないようです。「昭和33年」(布施克彦著=ちくま新書)という本も読みました。単純に当時を懐かしく思えない人の気持ちや、本に書いてあることはよくわかります。

それでもなお、私があの時代のことを愛しく思ってしまうのは、私にも「両親や兄弟という家族がいた」からだと思います。両親も二人の兄弟も健在なのに、おかしな話です。

昭和の鉄道模型をつくる(21~22号)

2007-12-26 10:10:15 | 私的「三丁目の夕日」

昭和の「鉄道模型」をつくる、今年最後の配本となる21号・22号のパーツは八百屋さんとパン屋さんでした。

ストラクチャの組み立てにもだいぶ慣れてきました。ふたつ合わせて30分ほどで組み立ては完了。反っている壁の接合部分にボンドを塗り、輪ゴムで固定。ボンドが乾いてから両面テープでレイアウトに仮止めです。

昭和の街並みが少しずつ育っていくに連れて、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」情景フィギュアを使用して別の「街」を作りたい気持ちが募ってきました。

先週土曜日にはトミーテックの「街並みコレクション第一弾[R]」が売られているのを発見し、7個まとめておとな買い。そして昨日は、画材店へ....。

「宅間医院」では治療できない、別の種類の熱中症が心配になってきました(^^;

昭和34年 -- サンタクロースがやってきた

2007-12-24 15:30:33 | 私的「三丁目の夕日」

写真はおなじみエポック社の「野球盤」です。昨年末に家族で遊ぼうと思い、Amazon で購入しました。トーナメント表まで作ってお正月休みに備えたのですが、大会は2~3試合を消化したところで立ち消えとなってしまいました。

映画「ALWATS 続・三丁目の夕日」の舞台となった昭和34年。東北の田舎町に住んでいた私の家には、クリスマスイブの夜にサンタクロースの格好をした男性がプレゼントを届けてくれたのです。もちろん、外は銀世界で雰囲気も最高でした。

サンタクロースの存在を信じている(ことにしている)子供さんが少なくないようですが、私はこの頃から「サンタクロースのプレゼントは親が買うもの」と知っていました。

プレゼントを届けてくれたサンタクロースはおもちゃ屋さんだとわかっていましたし、何よりそのプレゼントは、事前におもちゃやさんで自分が選んだ品物だったからです。

夢があるようで無いような、ちょっと微妙な話ですが、昭和34年にこのようなサービスを考え出した田舎町のおもちゃ屋さんのアイデアには関心してしまいます。

一平がサンタクロースにもらったこの野球盤。私は小学校6年のクリスマスに買ってもらった記憶があります。2歳下の弟と対戦したのですが、あんな単純なゲームなのに、よくもめました(^^; 一人っ子の一平は対戦相手に困ったのでは、などと思ったり。

今日はクリスマスイブ。昼食時に家族に「あれ、今年のクリスマスプレゼントは何がもらえるのかな?」と言ったところ、家内と息子に「サンタクロースが来ると思っているの!」と睨まれました。

一平を真似て「来るやい、来るやい。来るったら、来るやい!!」と続けたところ、家内がとてもまじめな顔をして「これ以上、いったい何を買うというの!」とトドメを刺してくれました。はい、ごもっともです(^^;

三丁目の年賀状

2007-12-21 20:26:05 | 私的「三丁目の夕日」

今年も残すところあと10日となりました。小さな頃は、クリスマス~大晦日~お正月と続く一週間が楽しみでした。ところが、数年前から「年末年始の喧噪について行けない」と感じるようになりました。12月になって街に流れるクリスマスソングを耳にすると、「あぁ、いやな季節になったなぁ」などと沈んでしまうのです。

そんな年末をさらに暗くするのが、年賀状作り。どちらかといえば「惰性」で出し続けてきたのですが、今になって止めるわけにもいかず、今年もこの三連休中に仕上げなければなりません。これがもう、めんどうで、めんどうで(^^;

でも、でも、今年はちょっと楽しいことが!! 写真は我が家の2008年プライベート版年賀状です。映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」に登場する都電大通りの写真に、「謹賀新年」の文字が並んでいるのがおわかりになるでしょうか?

実はこれ、セブンイレブンで販売されている「パソコンdeはやわざ年賀状」(580円)に掲載されている、「セブンイレブン限定『三丁目の夕日』年賀状」を使用して作ったものなのです。

「都電大通り」以外にも、「鈴木オート」、「茶川商店」、「日本橋」など映画に登場した懐かしい風景や、原作コミックのイラストを利用した年賀状を作ることができます。

もちろん、三丁目以外にも干支や縁起物など「よくある年賀状イラスト」を1100点収録。580円ですから、ソフトの出来はそれなりですが、かんたんに「三丁目の年賀状」を作れることは間違いありません。

我が家の年賀状は、文言のフォントを少し変更しただけで完成。プリントアウトして見ると、なかなかいい感じです。『(c) 2007「ALWAYS 続・三丁目の夕日」製作委員会」』のクレジットが、お墨付きのようでうれしかったり(^^;

プリントアウトしながら「誰かに送るよりも、自分に送って欲しい年賀状だなぁ」などと思ってしまいました。

「宅間医院」について

2007-12-19 22:03:00 | 映画「三丁目の夕日」

「宅間医院」を開業してから4日め。委員長様の回覧板でご紹介いただいたおかげで、現在までに12名の患者さんが来院され、問診票にお答えいただきました。

ご来院いただきました「患者」のみなさま、ご協力いただきましてどうもありがとうございました。

問診票には約50の質問が用意されており、映画やテレビ番組をご覧になった回数、エキストラやトークショーへの参加、お持ちになっている関連書籍・グッズなどをお尋ねしています。

問診票に対するご回答は、回数や個数、コレクションの完成度(例:チョロQを全8種揃えているか)などで重み付けされ、ポイントとして集計されます。

問診票の回答内容は患者さんご本人しかご覧いただけませんが、集計されたポイントは「診察室」にランキングとして掲示されており、患者さんはいつでもご覧いただくことができます。

ここで少しだけ、ランキングをご紹介させていただきますと....

なんと、第一位は今のところ私=アヒルなのです。グッズのコレクターよりも、劇場で映画をご覧になった回数の多い方が高く評価されるような重み付けをしたつもりなのですが、怒濤のコラボグッズに手当たり次第に手を出した結果が反映してしまったようです。

今日までは100ポイント超えはアヒルの120だけでしたが、先ほど9時過ぎに116ポイントの重症患者さん(!?)が現れました。その差、わずかに4ポイント。アヒルが抜かれるのは時間の問題かもしれません。

ご自身の問診票は診察室の[再検査]ボタンをクリックすることで、何回でも修正することができます。新たに劇場鑑賞をされたり、グッズを入手された方はぜひ「再検査」されることをおすすめします(^^;

もし、「遊んでみてやろう」という心の広い方がいらっしゃいましたら、お誘い合わせの上、お付き合いください。m(_"_)m

ここをクリックするか、このブログの左下にある BOOKMARK 中のリンクをクリックしていただければ、「宅間医院」にジャンプします。

なお、「宅間医院」はあくまでも「お遊び」ですので、「三丁目の夕日熱中症」の度合いを示すポイントの計算方法など、いい加減なところは大目に見ていただければと思います。

ということで、みなさん、どうぞお大事になさってください。(病院ですから(^^;)

オレのバカぁ

2007-12-17 16:07:23 | 私的「三丁目の夕日」

写真は先日買い物に出かけた際に、「2,070円」を出したのに、レジのお姉さんが「507,000円」と叩いてしまった時の笑える楽しいレシートです。今日の記事の内容には関係ないのですが、505,131円のお釣りなんて、すごいですよね(^^;

「おれのバカぁ」は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で、ヒロミさんから淳之介を預かって帰った翌朝、茶川さんが頭をかきむしりながら言う、私の好きなセリフです。

私は自分でもバカなものですから、この「バカ」という言葉にはけっこうお世話になっています(^^;

今でも時々思い出すのが、今から40年以上も前のことです。当時小学校三年生だった私の家族は、半年だけ東京から秋田の田舎に転居しました。家族が一緒とはいえ、美加ちゃんのように転校生だったわけですね。

田舎の小学校といっても、私の通っていた東京下町の小学校よりも、勉強のレベルは高かったかもしれません。その小学校では「正しい言葉づかい」が、とても重要な教育課題となっていました。

毎日授業が終わった後に開かれる学級会では、「よくないことをした人」が名指しで指弾されるという、恐ろしいコーナーがありました。例えば、こんな感じです。
日直「今日悪いことをした人はいますか?」
美加ちゃん「ハーイ」
日直「はい、美加さん」
美加ちゃん「今日、アヒルさんは廊下走っていました。私が注意しても、アッカンベーをしました」
日直「アヒルさん、それは本当ですか?」
アヒルくん「はい、そうです。ごめんなさい。もうしません」
とまぁ、こんな感じです。この場合は廊下を走ったアヒルくんがいけないのは明らかですから、仕方がないのですが、私がどうしても受け入れられなかったのはまるで「言葉狩り」のような標準語の強制です。
美加ちゃん「今日、アヒルくんは私にバカといいました」
日直「またアヒルくんですか。それはホントですか?」
アヒルくん「はい、ごめんなさい。もういいません」
とまぁ、こんな感じです。問題視されたのは「バカ」だけではなく、授業中に「ですます調」以外の言葉を口にすると、先生にそれを直されるのです。

今にして思えば「方言を使わせない=将来東京へ出て行く子供達のことを考えて標準語を身につけさせる」ためだったのでしょうが、下町とはいえ東京の小学校に通っていた私にしてみれば「東京でこんな言葉遣いをしたら、友達をなくすかも」という感じでした。

この「バカ」という言葉は、度々学級会で取り上げられたのですが、ある日私の隣に座っていた女の子が「先生、バカと言いたい時には、なんという『よい言葉』を使ったらいいんですか?」と発言したのです。先生は絶句して、生徒の質問に答えられませんでした。私はこの女の子がいっぺんで好きになりました。

「バカ」という言葉は非常に便利な言葉で「説明できないけれども何かおかしいこと」を言い表すには、少なくとも私には代わりが見つかりません。現代社会を生きる私たちにとっては、必須の言葉のような気がします。いつの日か、「バカ」という言葉が不要な時代が来るのでしょうか?

P.S. このブログの左下「BOOKMARK」に「宅間医院」へのリンクを追加しました。昨夜、いったんは紹介の記事を公開したのですが、恥ずかしいので削除して、こじんまりと控えめにお知らせすることにしました(^^; よろしければ、遊んでみてください。

救助隊は今日で解散

2007-12-15 19:52:08 | 映画「三丁目の夕日」



ちびチョロQに続いて、チョロQも全8種コンプリートとなりました。いい歳をして、本当にうれしぃなぁ(^^;

週末の今日も、朝から「救いを求める声」が聞こえたため、二つの隣町のセブンイレブンを回り「救助活動」を行いました。その結果、ちびチョロQを7個、チョロQを12個、無事救助!!

しかも、最後に尋ねた某店ではちびチョロQが200円、チョロQが300円に値下げされているではないですか!! これを買わない手はありません。すでにコンプリートしているのにちびチョロQを7個、チョロQを8個の計15個を買い占めてきたのでした。

帰宅して早速、チョロQのパッケージを傷つけないようにカッターで開封。映画塗装のボンネットバスと黒いクラウンはすでに持っていたのですが、11個めでようやく全8種コンプリートとなりました。

激レアと言われているミゼットは6個めのパッケージに入っていたのですが、白いボンネットバスがなかなか出てきてくれません。「こんなに救助したのに、コンプリートは無理だったのか」とあきらめかけたのですが、最後の箱を開ける直前で目標達成となりました。

セブンイレブン回りを付き合ってくれた奥様には、「今日で救助隊は解散っ!!」と宣言されてしまいましたので、きっとそういうことになるのでしょう(^^;

みなさんのお近くにも、まだ救助を求めている三丁目グッズがあるかもしれません。「ALWAYS 続・三丁目の夕日」コーナーは撤去されていますが、その他チョロQなどを陳列している「おもちゃコーナー」に、三丁目グッズが目立たず埋もれていることが多いようです。

救助活動!?

2007-12-13 00:37:04 | 映画「三丁目の夕日」

売れ残っている「続・三」コラボ商品を買うことを、私は「救助活動」と呼んでいます。「ボクをおうちへ連れて行ってください」と、声をかけられているような気がしてしまうからです。

今日は、セブンアンドワイで購入した「Lapita 2008年1月号」を受け取りに、近くのセブインイレブンに行ったのですが、売れ残っていた「チョロQ」を3個発見。もちろん、全部「救助」してきました。

その後、買い物に行ったスーパーマーケットでは、「とんがり Corn」が128円で特売されていました。#1~#6まですべてのシーンがそろっていたものですから、ここでもコンプリートパッケージ計6個を「救助」。

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開後1ヶ月以上が経過し、興収ランキングや、メディアへの露出も明らかにフェードアウトしつつあります。時の流れには逆らえませんが、せめて私の周辺だけでも、もう少しの間「祭り」が続けばいいなと思ったり....。