私の三丁目

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」と共によみがえるあの頃、そして今

[旅メモ]摩周丸

2009-07-30 22:18:54 | 津軽海峡冬景色

八甲田丸の車両甲板に感動した日からさかのぼること約3ヶ月の今年3月22日。初の「青函トンネル通過」時に寝過ごした私たちが訪れたのが、JR函館駅前に係留されている青函連絡船「摩周丸」でした。

八甲田丸の車両甲板のようなインパクトはありませんでしたが、当時のまま保存されている船内を観ているうちに、20年以上前に乗船した時の記憶がよみがえってきました。

煙突に描かれた赤く鮮やかな JNR のロゴを見て「便利さと引き替えに失われたもの」を思わずにいられませんでした。本州と北海道が新幹線で結ばれるようになった時、青森や函館の人々は本当に幸せになれるのでしょうか。


名曲の舞台で「津軽海峡・冬景色」を聴く

2009-05-08 23:52:06 | 津軽海峡冬景色

おそらく、私が生まれて初めて買った「演歌」です。

「今頃、そんな昔の話題を持ち出しても」という気もしたのですが、最近物忘れが増えてきた自分の覚えとしてアップすることにしました(苦笑)。

3月21日に復活運転された「はつかり号」に乗車することが決まったときに、なぜか無性にこの曲を聴いてみたくなったのですが、iTunes になかったため、いつものようにamazon.co.jp をワンクリック(爆)。





じっくり聴いてみると、まさに名曲。何十年も前に、青森から青函連絡船で函館へ向かったときのことを懐かしく思い出しました。

私の記憶に間違いがなければ、青森~函館間を往復した経験は二度。ただし、いずれも季節は真夏。津軽海峡・冬景色にうたわれた「雪で曇る窓のガラス拭いてみたけど」というような雰囲気ではありませんでした。

ところが今回は、まだ三月の青森。(いちおう)首都圏に住む私にとしては、「冬景色」に近いものを期待していました。

函館へ向かう列車が出発するまでの3時間ほどの待ち時間を利用して、ぜひ「青森港で津軽海峡・冬景色を聴いてみたい」。これが今回の旅の目的のひとつでした。

夜8時半頃青森駅に到着後、私たちはすぐに改札口を出て、暗闇の中を青函連絡船「八甲田丸」が保存されている、かつての連絡船乗り場へ向かいました。 「ALWAYS (続・)三丁目の夕日」を丸ごと詰め込んだ iPod touch で、「津軽海峡冬景色」を聴くためです。

「冬景色に近いもの」を期待していた私ですが、港へ向かう道の端にはまだ雪が残っており、景色も体感温度も「冬景色」そのものでした。「寒い」というよりも「吹く風が肌に痛い」という感じ。

そんな「期待通りの寒さ」の中、八甲田丸の係留場所に到着した私を待っていたのは、なんと「iPod のフリーズ」でした(泣)。

その後、あまりの寒さに耐えかねて駆け込んだ青森駅のドトールで、冷え切った体に暖かい紅茶を流し込みながら再度リセットを試みたところ、何事も無かったように復活したところをみると、考えられる原因は「低温」のみ。津軽海峡から吹いてくる冷たい風を甘くみていました。

実は「津軽海峡・冬景色」は、もう一台の iPod でしっかりと、もちろん八甲田丸の前で聴くことができました。ただし、名曲の舞台にいながら、私にはそれを味わう余裕などありませんでした(泣)。

函館空港から帰ります

2009-03-22 09:25:41 | 津軽海峡冬景色
函館空港にいます。午前の飛行機で東京へ帰ります。

夜の青森港でカラダがフリーズしかけたことなど、今回の旅の出来事は後日アップしたいと思います。

朝食バイキングでイクラを食べ過ぎて、ちょっと気持ち悪いです(苦笑)。

食事の自主規制はどうしたのでしょうか!?

函館に着いちゃいました

2009-03-21 08:12:41 | 津軽海峡冬景色

初めての青函トンネル通過。でも、目が覚めたら、もう北海道でした。思いの外すいていた車両なので、二席を独占して横になったためか、熟睡してしまいました。途中信号機故障(?)などがあり、函館到着は遅れてしまいましたが、無事10年ぶりの北海道です。

写真は函館朝市で食べた朝食。それにしても、海風のせいか函館は寒い。やはり、津軽海峡「冬」景色で間違いなかったようです。

青函トンネル通過中も熟睡したというのに、体はだるくて眠いこと、眠いこと。ホテルのチェックイン時刻まで、さてどうしたらよいのでしょう(;_;

蟹田駅でお休み中

2009-03-21 01:01:58 | 津軽海峡冬景色

時刻は深夜1時過ぎ。青森駅を発った新しい電車の特急はつかり号は、東北本線蟹田駅で約3時間半の臨時停車です。車内は照明が消されて真っ暗なのですが、疲れすぎて眠れないという感じ。

蟹田駅を午前4時過ぎに出発して、いよいよ青函トンネルを通過です。でも、眠れない(^^;

青森駅到着

2009-03-20 20:35:35 | 津軽海峡冬景色
朝9時過ぎに上野駅を発って、夜8時半にようやく青森駅に到着しました。本当に長い旅でした。途中何度か体調が気になりましたが、どうにか無事到着することができました。

到着したホームでは、駅員さんの歓迎の垂れ幕と、ねぶた祭りのお囃子が出迎えてくれました。

とはいうものの、この3時間後には別の電車に乗り換えて函館へ向かわなくてはなりません。青函トンネルを通るのは私にとって初めての経験。楽しみです。

盛岡を出発

2009-03-20 18:46:15 | 津軽海峡冬景色
特急はつかり号は盛岡を出発しました。東京へ帰りたくなった人は、次の八戸で下車すると、最終の東京行はやてに間に合いますけど(笑)。

私は半日たって、ようやく「のんびりとした列車の旅」の良さがわかってきたような気持ちです。

などと言いながら、仕事のメールにお返事したりもしているわけですけど(苦笑)。

写真は夕食の「前沢牛弁当」。これがまたウマいっ、んですけど、全部食べるのは怖いので、悔しいです。

仙台に到着

2009-03-20 15:56:02 | 津軽海峡冬景色
特急はつかり号は、福島県内強風による遅れを回復し、定刻通り仙台に到着しました。

どの停車駅でも見られ光景ですが、ホームにはカメラを構えた人たちの列が。

仙台の次の停車駅盛岡までは約2時間半。その先の青森までは、さらに2時間半。網走まで行く人たちは、本当に大丈夫なのでしょうか?

郡山駅停車中

2009-03-20 13:46:07 | 津軽海峡冬景色


特急はつかり号は郡山駅に停車中です。わずか10分間程度の停車時間ですが、からだを動かすことができるのは、このチャンスしかありません。

多勢の乗客が、ホームへ降りて写真を撮ったり、体操をしたり。次の停車駅は福島。13:46到着の予定です。

福島県内強風のため徐行運転になるとか。旅が長引くかも(泣)。

日光強めし

2009-03-20 13:24:51 | 津軽海峡冬景色
車内で配られた昼食。「にっこうこわめし」と読みます。

見た目に豪華なだけでなく、味もなかなか。それなのに、食事の自己規制中なので、半分くらいしか食べられませんでした。

それにしても暇。昔の列車の旅は、これが当たり前だったのでしょう。

現代人の方が時間に追われ、密度の高い暮らしを送っていると思っていたのですが、一方で「何もしないこと」が、「喜び」ではなく「苦痛」に感じられるようになってしまったようです。