映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」は「3D」で制作されますが、実は第一作から「3D」だったのをご存じでしょうか?
上の写真のメガネを利用すれば、第一作から「3D」で DVD を鑑賞できます....というのはウソです(笑)。
「ALWAYS 三丁目の夕日」豪華版 DVD の特典「昭和玉手箱」には 5 枚の立体写真と「特製立体眼鏡」が入っています。「3D」ではなく、「立体」というのが、昭和の趣でいいですね。
もったいないので、私はまだ開封していないのですが、この「特製立体眼鏡」で「立体写真」を観れば、夕日町三丁目を「3D」で体験できるようです。
第二作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のオフィシャル・フォト・ブックに掲載されている、プロデューサ・安藤広親さんへのインタビューによれば『去年(2006年)の6月9日の DVD 発売日に感謝パーティをして、メインのスタッフにはそこで、もう一度やるからお願いします、と話をしました』(P.97)とのこと。
その時に渡された DVD のパッケージに入っている「立体眼鏡」をみて、スタッフのみなさんは『おぉ、「続・三の」次は、きっと 3D なんだな』と思ったはず、かどうかはわかりませんが(笑)。
しかも、このフォトブックには、なんと「飛び出る! 驚異の立体!! ALWAYS 続・三丁目の夕日 メインセット 3D 写真館」という付録がついており、赤と青のセロファンで作る「3D めがねの作り方」というページまであるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7a/42a66312652f708a44763d5302fa6a13.jpg?random=d56f50ea904f87a898aa05ceacdd5d6c)
きっと、制作に関わるみなさんは、第一作の時から「いつかは本格的な 3D で、観客をもっとリアルな昭和へ連れて行くんだ」と心に決めていてくれたのかもしれません。
私を含めて、「えっ、ALWAYS が 3D なの?」という、違和感のようなものを感じたファンの方は少なくないようですが、「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」が「3D」で制作されるのは、単に時流にのったのではなく「最初から目指していた」ものだったのかもしれません。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」公開まで、あと何百日でしょうか。待ちきれませんね。