モノと心の独り言

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「公共性の喪失」リチャード・セネット著を読んで

2009-05-24 16:54:25 | 基本的なコト
「公共性の喪失」リチャード・セネット著 晶文社 1991年初版 フランス革命から現代にいたる心理をひもといて、既成概念が覆えされてゆく。自己中心の個人意識が、個人が関係する範囲に社会をせばめるとどうじに、自己の写像を優先し、自身からも離れてゆく。社会の利害関係の理解も、自由・平等・博愛という抽象概念の結果への失望が、社会に直感的な感情や人格の公正さを求めることになる。個人との共感・公正さは、外見 . . . 本文を読む