黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

アジア初の女子クラブチャンピオンシップ開催

2010-02-12 18:30:53 | 女子サッカー
大会名:「日韓女子リーグチャンピオンシップ
開催日時:2010年3月27日(土)13:00K.O
会場:さいたま市駒場スタジアム
主催:財団法人日本サッカー協会 / 日本女子サッカーリーグ
主管:日本女子サッカーリーグ / 財団法人埼玉県サッカー協会
対戦カード:
日本 浦和レッドダイヤモンズレディース(プレナスなでしこリーグ2009 Div.1優勝チーム)
韓国 大教カンガルーズ(大教ヌンノピ2009WKリーグ 優勝チーム)

試合方式:90分間(前後半各45分) 勝敗が決しない場合は引き分け

その他:
・ACL女子版へと発展することを目標。
・日本・韓国のクラブチーム同士の大会は初。
・来年は韓国での開催を予定。
・本大会は競技強化支援助成対象事業(日本)。




リーグ開幕前の前哨戦。
プレナスなでしこリーグの浦和レッズには高い内容の試合で勝ってもらいたいです。
大教カンガルースは日本で春季キャンプを張るかもしれませんね。
大教ということはプレチーニャとかジナとかも来日するのでしょうか?
オーストラリア(AWリーグ)とか中国(Cリーグ)とかは交渉次第でこの方向性に乗れそうな気がします。
(北朝鮮とか東南アジア・西アジアは今すぐには無理だと思いますが。)
AFC主催の公式大会にまで持ち込むには日本と韓国の理事さんの頑張りが必要でしょう。
ヨーロッパのようになるまでは相当の時間は掛かるでしょうが、イメージとしてはそうなんでしょうね。
せっかく開催するのだから、日本人だけでなく、在日韓国人の方々へのインフォメーションもしっかりして駒場を盛り上げてもらいたいですね。

スポーツの効用って何だろう?

2010-02-12 06:00:00 | アルビ
サポーターカンファレンス2010

2月11日(木・祝)午後2時
東北電力ビッグスワンスタジアム


議事録がHPに公開されるようなので早く見たいです。
地方クラブの状況は厳しいので、なかなか明るい話題にはなりにくいとは思われますが。
地方というより日本の中で興行としてのサッカーの位置付けが著しく低下してきているような気がします。
Jリーグ発足からこういう意識というか客感情になっているのは始めてかもしれないですね。(ジャンルは違いますが、一時の映画界のような感じがします。)
アルビは生き残りを掛けた正念場でしょう。幸いなことにアルビはクラブとしてやっていないことがたくさんあるので、この先に取るべき手段や工夫はまだまだあります。
あまり目の前のことばかりに囚われるのはこういう時は逆に危険で、少し遠めのことに目標立てして会社もサポーターも同じ気持ちで共に向かうという形がいいのではないでしょうか。
集客だけ、チケット販売だけを考えれば、効果的な手段はありますよ。当然投資は必要ですが。
それにしても交通機関のトラブルにより田村社長不在のサポカンはクラブの意思が伝わりにくかったでしょうね。




ヨーロッパの絵画を観ていると思うのですが、芸術は無駄の結晶だと思うのです。
そして、その無駄にパトロンは金を出して。そして芸術は育っていったのだと思います。
現代、お金を持った貴族階級の人がいる国は少ないですから、一個人のみのパトロンというのは難しいでしょう。
少ないお金を出し合って民衆がパトロンにならないと芸術は育たないと思います。
だから国の税金が芸術活動に使われることを国民は良しとしているわけですよね。
おそらく現代におけるスポーツも芸術と同様の要素があって、ファンやサポーターがパトロンになることでその地域のスポーツが発達していくのだと思います。
スケートとかスキーとかは特にお金が掛かる関係もあって、パトロンになってくれる人がいる地域ではないと競技自体が成立しません。
サッカーも同じだと思うのです。新潟でアルビに限らず多くのサッカークラブを支えていくパトロンとなり得る民衆がどれだけ今いるかどうか。
民衆がお金を出して育てていかなければ、地域のサッカーという芸術の花なんか開かないと思います。
クラブとしてのターゲットがわかっている以上、取るべき手段はまだまだあります。
発想力の欠如からなる安易な縮小は負のスパイラルを生んで益々抜け出せなくなるので一番危険です。
サッカー自体が「衣食住」に関わらない無駄なことなのですから、安易に「無駄だから切る」という発想にはならない方が良いです。
(まあ、世の中の民間企業なんてその無駄の価値を上げることで成立しているようなものなんですけど。)
そのパトロンは古今東西、誰しもが新しいもの好きです。
今あるものに付加価値をどう生み出していくか、そういう議論が無い、あるいは打ち出せないのがチケット収入源の大きな原因ではないでしょうか。



さて、世の中の話題は冬のオリンピックです。
スポーツが普通の人に与える効能を考えるには良いチャンスかもしれませんね。
マスコミは選手個人のドラマを仕立て上げますが、競技結果は演出できません。
事業仕分けではスポーツの効能は優先順位が低くなりがちですが、いわゆる「明るい話題」は不要なものかどうか検証できますね。
サッカークラブと一般の人の関係もそういう「明るい話題」を自分自身がどう捉えるかどうかの問題なのではないかと思います。



南アフリカW杯も「明るい話題」となって、サッカーから発信される話題を多くの人が自分のことのように身近に感じられるようになれると良いですね。
博報堂や電通はどういう戦略でこの先を切り抜けるつもりなんでしょう。そっちの方もちょっと聞いてみたいです。