黄紙に注意! 鳶ブログ

サッカーに魅せられて全国行脚。
奥山監督率いるアルビレックス新潟レディースを応援しています。

残念、4点目は時間切れ

2010-02-11 23:30:13 | 女子サッカー
東アジア女子選手権
日本女子代表 3-0 台湾(チャイニーズタイペイ)

スタメンに高瀬・中野・熊谷ら北海道出身者が3人。
北海道って女子サッカー選手の開拓システムがしっかりしているのかな。
(熊谷は常盤木だけど)中野・高瀬と北海道明清関係者にとっては晴々しい日だね。北本がいたらなおのこと。

菅澤選手については、JFAアカデミー福島的に男女を通してフル代表の国内デビュー戦になり、田嶋さんら関係者にとってはアカデミーの実績を示す機会になるんだろうな。
菅澤選手本人は屈託なく頑張っているのだろうけど、大人の事情も見え隠れてしてちょっと複雑な感じ。
まあ、アカデミーの資料にはなでしこジャパン輩出と書かれることになるんだろうね。


さて、試合は勝っている日本がボールを持って急ぎ、勝ち目の無くなった台湾ができるだけ失点を食い止めようと時間稼ぎをする、そんなシーンがお互いの意図を示しているのではないだろうか。

少なくとも韓国が台湾から奪った4ゴール以上は取りたかったのだと思う。
それは試合終了後の佐々木監督のインタビューでも語られていて、思い描いた試合プランとは違っていたんだろうという印象。

では、何でゴールが奪えなかったと言えば、試合開始から30分が勿体なかったというか、開始15分くらいまでに点を奪えればプラン通りにいけたのではないだろうか。
では、その原因はと言えばボランチに入った菅澤選手の出来の悪さだろう。
宮間は菅澤選手の子守りで忙殺されて、本来の動きが制限されていたのだと思う。

台湾の監督は日本は2軍だから名前負けしなかったとは言っているものの、明らかに韓国戦よりは引いて守っていて、ほぼハーフコート状態。
この試合はシュート0本で終るかなと思っていたら、後半に1本認定されていた。ゴロでGKに抜けた奴かな?
というわけで、CFWの岩渕がスペースがなくなっちゃってどうにもならない状態。
高瀬は何とか流れて裏に入ってシュートを撃とうとするもののマークが厳しい。
ボランチの菅澤選手がもっと前に絡んでいかないと状況は打破できず、宮間から度々指示を出されていた。
結局、宮間が相手ボールをインターセプトしてDFの裏に出て相手DFを引き付けてスペースを作り、岩渕がタイミング良く侵入して先制ゴール。お見事。さすが緑の血が流れている同士の呼吸だと思った。

後半、木龍と岩渕の位置を入れ替える。それで岩渕の前にスペースが生まれて動きやすくなる。佐々木監督、ナイス。
中野の良いクロスを菅澤選手らが決めきれず。菅澤選手はこの試合、チャンスが2本あったけど決められなかった。決めないと代表では評価されないよね。

澤に代わってペースアップ。
岩渕の2ゴール目も素晴らしかったし、良く動いていた高瀬がゴールを決めて何だか嬉しかった。

中野のクロスが絶妙だ。
左利き枠はこのままだと中野で決まりだ。

右SBに岩清水が入っていたけど、これは良い。
けど、そうすると熊谷の相方はどうするんだろう。
やっぱり岩清水はCBなんだろうな。

澤のゴールが生まれなくって残念。歴代トップになるのは5月かな。


佐々木監督は5月のW杯予選とメンバーと8月のドイツU-20W杯の骨組みのメンバーを同時に探っているんだなと改めて感じた試合だった。

それにしても韓国よりもゴールが奪えなくって悔しいな。

日韓戦でしっかりと力の差を示してほしいぞ。




今回の試合で女子サッカーの評価は上がったんだろうか?
会場の多くの人は雨を避けてコンコースにいたのが残念だ。
地上波テレビは深夜だしね。

2010JFAコーチングスタッフ(女子)決定

2010-02-11 06:00:06 | 女子サッカー
【2010 年ナショナルコーチングスタッフ(女子)】



『日本女子代表(なでしこジャパン)』

監督:佐々木則夫
コーチ:望月聡(びわこ成蹊スポーツ大学)
GKコーチ:前田信弘



『U-20日本女子代表』(U-20女子ワールドカップドイツ2010)

監督:佐々木則夫
コーチ:高倉麻子
GKコーチ:前田信弘



『U-17日本女子代表』(U-17女子ワールドカップトリニダード・トバゴ2010)

監督:吉田弘(常葉橘学園)
コーチ:手塚貴子(栃木SC)
GKコーチ:川島透(金光大阪高校)



※フィジカルコーチ:広瀬統一(早稲田大学)
なでしこジャパン・U-20日本女子代表・U-17日本女子代表






前田、頑張れ!