小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

過失相殺

2023-09-27 08:26:04 | 日記

       R.05,09.28 過 失 相 殺 NO,3974

交通事故は加害者・被害者の双方に何らかの過失があって発生するものだ。

でも、被害の救済は金銭で補うほかに方法はない。 そのために保険制度がある。

この場合、被害者側にいくらかの過失があっても、過失があったという理由で補償金

を値切る(過失相殺)べきではない。手足を失ったり、車いす生活になる場合もある。

日本の法律では死刑のほかには、身体に損傷を及ぼす刑罰はないが、交通事故の被害者は、

身体に深刻な損傷を科せられる。

そういう補償を過失相殺を理由にして値切る根拠は、保険制度の趣旨からもおかしい。

外国の制度はよく知らないけれど、北欧先進国の保険制度には「過失相殺」という考え

はない(とどこかに書いてあった)と聞く。 日本は経済大国と言ってるが、社会福祉後進国だ!

 

 

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監理責任

2023-09-25 15:09:33 | 日記

        R.05.09.27  管理責任     NO.3973

ある人の認知症の父親が鉄道線路の踏切に立ち入り、電車にはねられて死亡した。 

それだけでも悲劇なのに、鉄道会社から、電車の運行に支障が生じ損害が生じたからと800万円

の賠償請求が来て、訴訟を起こされた。 そんなばかな!と応訴し、会社を退職して8年間裁判

を戦い、最高裁まで行って「支払う必要はない」という判決を得た。

その間退職金や蓄えは使い果たしてしまった。

裁判に勝ったといっても、裁判に費やしたお金や苦労に対しては何の補償もない。

裁判費用は敗者の負担となるが、それは印紙代だけのこと。

圧倒的に社会的な強者(鉄道会社)は痛くも痒くもないけれど、こういう裁判の被告にされた者は、

生活の基盤を破壊される。 これが法治国家か、こういう悲劇を放置する「放置国家だ」!

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売防法

2023-09-25 07:26:39 | 日記

 

R.05.09.26  売春防止法     NO.3972

昭和32年に売春防止が制立したが、それまでにちょっとした騒動があった。

娼婦「源氏名 関東小政」が中心になって、売春防止法当初は「売春禁止法案」

の成立に反対した。デモも展開した。  その理由は憲法の職業選択の自由を

侵害するものだ! 我々は肉体労働者で、社会的に一定の貢献もしている。

法律でいくら規制しても売春はなくならないし、検番制度をなくすると、性病は

飛躍的に蔓延するというものだった。一部の学者や政治家も同調したが、禁止法

が防止法に格下げされて成立した。

よかったのかどうかは解らないけれど、その後売春がなくなったとは思えない。

この法律が成立して一番困ってるのは、実は国会議員だと、森村誠一の小説に書いてある。

 

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売防法

2023-09-25 07:15:54 | 日記

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娼婦

2023-09-24 07:19:15 | 日記

                       R.05.09.25     娼  婦    NO.3971

こんな歌があった。 星の流れに 身を占って どこをねぐらの 今日の宿

 すさむ心でいるのじゃないが 泣いて涙も 枯れ果てた こんな女に 誰がした

(菊池章子)「星の流れに」 お前や! 国家! お前が戦争なんかやるからこうなったんや!

わが街には97軒の遊女屋があった。 娼婦は毎週1回「検番」で性病の監査を受けたが、

客にはそんな検査がないから、性病は蔓延した。

娼婦に自覚症状がなくても性病にり患し、それを次の客に移した(壺移しといった)

昭和32年に「売春防止法」ができて街の灯が消えた。

娼婦はどこへ行ったのか?

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