小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

あすなろ

2018-09-21 19:47:33 | 日記

   30.09.23   あすなろ       NO.2023

 深山に自生する常緑高木で檜に似ていて檜に次ぐ良材ですが、檜そのもので

はありません。  明日は檜になろう・・・ということで「翌檜」と書きます。

檜そのものではないので、明日は檜になろう・・・と言っているのに一向に檜

になれないもの。 そういう存在を「あすなろ」と言っている場合があります。

毎年法曹を目指して司法試験を受験する人は約2万人。  合格年齢の平均は

28~29歳で、わが国最難関の試験です。

合格者数の枠が増やされて年間3000人ほどになり(それはそで問題になって

います)まして、一定の修習を経て裁判官・検事・弁護士になります。 

官職は生活保障がありますが、弁護士にはなんの保証もありません。

この社会では「檜」になれるのか・なれないのかは、本人にはわかりません。 

 努力・素質・運もあるでしょう。 失業者も出ています。

試験に受かった人でさえそうなのですから、何年挑戦しても「翌檜」にもなれな

い人の方が何倍も多いのです。

挑戦もいいけれど30歳にもなって、一からのスタートは厳しい限りです。

そういうひとが街中に掃いて捨てるほどいるのです。

わる知恵を働かさないように願いたいものです。

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