28.02.19 ご わ さ ん 3 NO.1074
国だって「破産」するのです。 いま世界で一番ヤバイのはギリシャで、その次にヤバイのは日本だろう
と思います。 日本の国(その前は幕府)は再三にわたって「破産宣告」(借金棒引き措置)を繰り返して
きました。 1297年(永仁元年)「徳政令」と言って、幕府と武士の「借金はなかったことにする」日本
最初の借金棒引き政令を発して事実上破産にしましたし、1789年(寛政元年)には「棄捐令」(きえんれ
い)と言って「徳政令」と同じ措置を取りました。
その次は1843年(天保4年)同じく「棄捐令」を、1867年(明治維新)では、従来の「両」から「円」になっ
て幕府(各藩)が消滅しましたから、同時に借金もチャラにしました。
1946年(昭和21年)戦争に敗れて国債の返済ができないばかりか、国の財政が破綻したので緊急にお
金を集める必要があり「緊急金融措置令」を発し、旧円を無効にすることを宣言し(銀行に預金させておい
て)最高税率90%の富裕税他6種類の臨時増税を発布して、国民の財産を収奪しましたし、もちろん国債
は紙切れにしてしました。
20XX年 日本国債の元利金の支払いができなくなったために、国債を紙切れにするとともに、預金を凍
結して過酷な税金を課す「臨時緊急財政措置法」を発動することになる危険があります。
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