R 02.05.07 ミスターニエット NO.2643
ロシヤ語でイエスは「ダー」で、ノ―は「ニエット」という。
権力闘争の激しい旧ソビエトで、16年間も外務大臣を務めたミコヤン
は、国連などの国際国議ではどんな議案に対しても常に「ニエット」
を連発して関係者を悩ませたために「ミスターにエット」とあだ名さ
れたと言います。 今や世界中どこでも、最高権力者に対しては皆ん
なイエスマンばかりで、中でも日本は特にひどい。
なんでもかんでもノーというのもおかしいけれど、自分が正しいと思
うことは、はっきり意思表明しないと皆んな金太郎飴みたいになって、
政治が堕落して行くのがだらしない。