R 01.09.25 お 化 け NO.2369
歴史的な建造物が建ち並ぶキューバのハバナ市街地を米国製のクラシ
ックかーが風を切る。 多くは20世紀中ごろの車だ。キューバ革命で
輸入が途絶えたために部品の輸入さえできなくなり、仕方なく廃車など
の部品をやりくりして持ち堪えているという。 ボデイはフォード・エ
ンジンはトヨタ・ラジエーター中国製品という具合だ。
生活の知恵というのか・必要は発明の母というのか、現在新車の輸入は
ほとんどない中で、生きた車の博物館のような様相になっている。
(朝日新聞より抜粋)
そういえば、 わたしが初めて就職した昭和28年頃の日本は貧乏だっ
たから、木炭車もあったし「バタバタ」と騒音を出して走る3輪の「タ
クシー」があり、キューバのようにあらゆる廃車の部品を集めて「改造
?」した「お化け」と言われる車も走っていました。
貧しいことはよくありませんが、そういう生きるための知恵と行動力は
どんな世になっても必要だろと思います。