30.12.18 さ く ら NO.2110
「三日見ぬ日のさくらかな」ということばを聞きます。 世の中の
森羅万象は移ろいやすい。 特に桜の花は3日も見ないと変わり果て
ていることが多い。 もちろん、桜だけのことではありません。
平家物語では「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・」とあ
ります。 無常とは「常」がないこと。 マルクス語録にも「薔薇
はバラであってバラでない」・・・つまり、麗しく咲き誇っていた薔
薇の花だって、
時たたずして枯れ草(ゴミ)になってしまうもの・・・とあった。
私たちの年代になると、ちょっとあの人最近顔を見ないないな・・・
と思うと、お亡くなりになっていたり・認知症が昂じて施設に入って
おられるなど、ちょっと時間の経過が早すぎるのではないかと感じます。