29.10.03 桶 屋 NO.1666
ものの例えとしてよく使われる言葉として「春風が吹けば儲かる桶屋かな」というのがありま
すね。 春風が吹けば埃が立つ、埃が立てば目に入る、目に入ると盲目になる、盲目になる
と三味線がいる(三味線弾きかあん摩さんにしかなれない)三味線を作るには猫(の皮)が
いるから猫を獲る、猫がいなくなればネズミが増える、ネズミが増えると桶を齧る、桶に穴が
空くと使えなくなるから買わなればならない。 桶を買う人が多くなれば桶屋がもうかる。
だから、春風が吹けば桶屋がもうかるんだという屁理屈です。
ところで、北朝鮮がミサイル発射の実験をしたから、国会を解散しなければならないという総
理大臣がいる。 北朝鮮のミサイル実験と国難にはなんの関係もないし、もし、そう思うの
だったら国会を解散して国政の空白を作ることの方がよほど「国難」ではないか。
史上最低知事が続きその反動で、僥倖を得た知事がその仕事を放り出して国政政党を立
ち上げるという。 こともあろうに、野党最大の党だった民進党がそのあおりを受けて消滅する。
内田 樹という人が「天皇制」に大政奉還体制すべきだと言っている。
とんでもないと思う反面、もしかしたらその方が良いのかもしれない・・・という思いがよぎる。