通勤電車で「人生晴れたり曇ったり」

“通勤電車”は、人生という線路を迷走中。
自分の選んだ道だから“晴れても曇っても”自分の足跡をブログに残していきたい。

キケン

2010年10月11日 | 今週の一冊
こんばんは

休みといえど、なお忙し。
忙中閑あり。いえいえ、そんなじっくり本を読む時間なんてもてません。
通勤時間帯が読書の時間ですよ。

最近の超おすすめはこれ、




成南電気工科大学にある、「機械制御研究部」なるサークル。
成南のユナ・ボマー〟の異名を取り、超危険人物である部長の上野。
武闘派で〝大魔神〟と 称される副部長の大神。
上野たちに引きずり込まれるように新入生の元山、池谷が入部。

ここは、その活動における様々な伝説や破壊的行為か ら、「キケン」と称され、忌み畏れられていた。
「キケン」はまさしく、危険人物に率いられた特殊集団であり、犯罪スレスレの「実験」を行うことすら日常で あった。これは、その黄金時代を描いた物語である。


第二話の「副部長大神宏明の悲劇」で、あらあら、くすくす。

学園祭のラーメンをテーマにした「三倍にしろ」からは、ぐんぐん引き込まれて・・・・

ふと我に返ると、この物語が夫婦間の対話になっているのに気がついた。
誰が話しているだろうとそちらにも興味が、しかし読み進むと誰だかわかってきた。

そうして「落ち着け俺達は今」に、ノンストップで突入した。

涙が流れそうになった。あわててゴマかした。だって読んでいるのは”通勤電車の中”だもん。
あの教室の扉を空けた瞬間、自宅だったら号泣(ちょっと大げさかしら)しただろう。


すばらしかった学生時代。二度と戻れない若さ。

俺は俺は、どうだったのだろう・・・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。