昨日の夕方、東京ビックサイトで開催されている「東京モーターショー」に行ってきました。
バブル期に行って以来、20年以上ぶりでした。
何故行ったのかというと、将来のまちづくりにはエコ住宅の推進が必要不可欠ですが、
将来、自家用電気自動車を蓄電池として各家庭に装備するという考え方があり、
こういった考え方が実際のモーターショーの展示に展開されているのかを知りたかったからです。
昨日回って発見した限りでは、
・トヨタのブースでの住宅の太陽光パネルなどで発電した電気を貯める蓄電器としての車の展示、
・LIXILのインナーガレージをイメージした空間に遮光のためのルーバーを展示、
・積水ハウスの太陽光パネルと連動させた蓄電器としての日産車の展示、
がありました。
住宅設備の展示会場ではなかったので、興味を持つ人は少なかったとは思いますが、
上記の3つの展示は言い換えると、
・トヨタがトヨタホームと連動してエコ住宅促進の具体例を自動車の客向けに提示をしている
・住宅設備業者(LIXIL)が設備という領域を超えて、エコ住宅向けの商品の展示を始めている
・積水ハウスと日産自動車という異業種が、エコ住宅という方向性でジョイントしている
という実例を見ることができました。
もうひとつ、完成度の高いエコ住宅の実例として
三井不動産の千葉県のプロジェクト「柏の葉キャンパスシティ」の
展示もあり、マンション計画を基本としたエコ住宅は戸建住宅よりもはるかに
先を行っているのだと感じました。
三井不動産ホームページ
「環境問題に対する最先端の課題解決型「スマートシティ」の構築を、千葉県柏市柏の葉エリアで推進しています。」
http://www.mitsuifudosan.co.jp/kashiwanoha/
以下、トヨタのブースの写真です。
「世界のトヨタ」にしては車の展示はプリウス以外になく、エコ住宅と車の連動の模式図の展示がほとんどでした。
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