おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

わずかばかりの雪姿(篠栗町 呑山観音寺)

2015年02月03日 06時30分55秒 | 日記

 

暖冬といわれた今年の冬だが、簡単に冬将軍が諦めて北へ帰るわけがなかった。

このところ、寒さが厳しくなってきた。

福岡でも内陸部では、最低気温が氷点下になるところがある。

 

パラパラと雨が降ったし、本ばかりも読んでいられないと思ったら

脳内の視床下部がコーヒーとぼた餅はと指令を出してきた。

外気温は5度ぐらいを示している。

これぐらいだと300m程の山中にある呑山観音寺は、雪になっているだろうと都合のいい解釈でハンドルを握った。

 

国道201号から山道に入りしばらく坂道を上ると、日が当たらない路肩に雪が残っていた。

しかし雲が切れ、顔を出したお日様の日差しはことのほか強い。

波切不動明王を本尊とする呑山観音寺の塔頭である。天王院の屋根の雪もポトポトと屋根を打ちとけている。

休日のみ営業のコーヒーとぼた餅もこの季節は休みのようだ。

パート募集の張り紙があったから、ここも人手不足なのかもしれない。

 

コーヒーとぼた餅食べたかったとあきらめが悪い視床下部を、前頭葉がまぁまぁとなだめる。

決して食欲を満たすために参拝しているのではありませんと、千手観音と波切不動明王に言い訳をしながら山を下る。

雪はまだこれからが本番のようだ。