おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

息を凝らし気配を消し石像となり

2015年06月30日 06時30分48秒 | 日記

 

赤い花にツマグロヒョウモンが、止まって忙しげに蜜を吸っている。

生き物を撮るときには、彼らが止まっている花等の近くまで脅かさないようににじり寄る。

彼らも馬鹿じゃないから、見かけないものが必要以上に近寄ってくると一度は必ず飛び去る。

それでも、そこにとどまって動かないようにしながら気配を消す。

そうすれば、蜜は吸いたい彼らもほとんど戻ってきてくれる。

脅かさないように、そろりそろりとレンズを近づけても、まぁ我慢して無視してくれる。

彼らのレーダーに異物じゃないと認識させるまで、花壇の傍で石像になったつもりで息をひそめる。

石像が指だけ動かし、さぁーシャッターボタンを押そうと、まさにその時になって他の見物人が近寄ってくる。

チョウチョウよといいながら、無神経にカメラを突き出されると、彼らも驚いて逃げる。

アーアー、逃げたと言って見物人は去るが、それからまた石像と化す時間が長くなる。

額を流れ落ちる汗が目に入る。

 

 


だから、今夜も眠れない

2015年06月29日 06時30分03秒 | 日記

 

これはツマグロヒョウモンの雌らしい。

らしいと書いたのは、チョウの生態に詳しくないからだ。

ネットで調べてだろうと思って書いている。

しかし、進化の過程でどこの時点でオスとメスの羽の文様が違ってきたのか

顔を含め体はオスもメスも似通っているが、羽の文様は明らかに違う。

違わないと子孫を残すことができないのだろうが、時間をかけて変わったのか

突然変異で羽根の文様が変わったもか、どのようにして世界的に生息範囲を広げ分布していったのかはミステリアスである。

興味は尽きないが、うーん考えると今夜も眠れない。

 

 


アガパンサスとツマグロヒョウモン

2015年06月28日 06時30分15秒 | 日記

 

青く鮮やかなアガパンサスの花に、ツマグロヒョウモンが羽を休めている。

このチョウは、この辺りではどこでも見かけることができる。

30年ほど前までは、近畿地方以西でしか生息が確認できなかったものが

温暖化の影響なのか、関東、甲信越地方でも確認され始めているという。

近くの植え込みに植えられたブーゲンビリアが、ここは沖縄かと思わせるほど見事なピンク色の花をつけている。

チョウや花たち生き物は逞しく生きている。


雨あがりのアジサイの小径(海ノ中道海浜公園)

2015年06月26日 06時30分15秒 | 日記

 

海の中道海浜公園にあるアジサイの小径で、アジサイの花が満開とHPに出ていた。

前夜までの雨も止み、休みの朝だが早めに起き掃除を済ませ、

朝食をとり終える頃に、公園の開園の時間となったので、広角とマクロをカメラバッグに入れハンドルを握った。

いつも車を止める駐車場からは、歩いてはかなりの距離があり、アジサイの小径に着く頃には額から汗が落ちていた。

日頃この辺りまで来ることはないので、行ったり来たりしながらウォーキングアプリの数値だけがかなり増えていた。

小径のアジサイも品種によっては、がくの色を変色させたものもあった。

平地では見納めのアジサイなんだろう。

7月に入ると、各地で山笠が始まる。

あとは、長引きそうな雨の季節が心配だ。