うちがなんぼ早よ 起きても
お父ちゃんはもう 靴トントンたたいてはる
あんまりうちのこと かもてくれはらへん
うちのお母ちゃん 何処に行ってしもたのん
うちの服を 早よう持ってきてか
前は学校へ そっと逢いにきてくれたのに
もうおじいちゃんが 死んださかいに
誰もお母ちゃん 怒らはらへんで
早よう帰って来てか
スカートがほしいさかいに
チューリップのアップリケ
ついたスカート持って来て
お父ちゃんも時々 買うてくれはるけど
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし
うちやっぱり お母ちゃんに買うてほし
名曲といわれた「チューリップのアップリケ」は、フォークの神様といわれた岡林信康の曲である。
作詞は、岡林信康と大谷あや子となっている。
チューリップをみると、何故かこの物悲しいメロディが頭の中をよぎる。
花を描きなさいといわれたら、チューリップばかりを描いていた時代があった。