おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2014神楽女湖のハナショウブⅠ(満開の花の中を元気が通る)

2014年06月30日 06時30分43秒 | 日記

 

 

 大分県別府市にある志高湖の近くに神楽女湖(かぐらめこ)はある。

周囲1kmほどの湖だが、この時期は花ショウブの名所として多くの観光客が訪れる。

花はほぼ満開、曇りがちだった空模様も

湯布院を抜けるあたりから、ポツリポツリと落ちてきた。

やはり思いが通じたのか、駐車場で車を降りる頃には

傘を開く必要が、そげん降らんでよかよとにと

おもっていたら、満開のショウブを目の前にした頃には

カメラをタオルで覆えばいいほどに、

「おはようございまーす」と雨具に身を包んだ

元気いっぱいの小学生の集団がすれ違う。

少し霧がかかって欲しいとのさらなる欲望は、元気な声にかき消されていた。

 

  

 


子カマキリの梅雨の過ごし方

2014年06月27日 06時30分18秒 | 日記

雨に打たれたオカトラノをでもと思い傘を差し

カメラにレインカバーをし、しゃがみ込むようにして三脚を据えた。

うん? ゴミか?

と思いマクロレンズのピントを合わせると

小さなカマキリが葉っぱの下で雨宿り

前足には水滴を抱いている。

現像しながら一瞬、タムロンマクロレンズフォトコンテストがよぎったが

ちょっとオカトラノが大きすぎやな

適当に理由をつけて没、コンテストに邁進していた

あの貪欲さは、引き潮のようにどこか行ってしまった。

でも生まればかりのカマキリは、可愛く撮れていると自画自賛

ついに、自己満足だけの蟻地獄へ落ちてゆく

 

 

 

 


コーヒーと祈り

2014年06月23日 06時33分31秒 | 日記

 石畳が続くその先には、浪切不動明王がおられる。

両側に紅葉の並木が続いている。

石段の上には、い袈裟を着た女性が頭を垂れてある。

今にも泣きだしそうだった空は、しばらくして大粒の滴を落としてきた。

雨の中、帰依の道は続いていた。

呑山観音寺には、このところ足を向けることが多い。

土日曜日と開いている茶店の、ぼた餅とコーヒーに誘われてである。

なんと世俗的な時間だが、ここまでやってくる価値はある。

 

 


アジサイの雨

2014年06月22日 06時30分15秒 | 日記

やはり水滴をまとったアジサイは絵になる。

そうした、先入観ができあがているから

自分の中では、乾いて埃にまみれたアジサイよりも、

水が滴るアジサイのほうが断然いいに決まっている。

まぁ、好き好きだからどちらでもという人はどちらでも構わないのだが

でも、雨の季節の花は、やはり雨が似合う。

ヒマワリに青空と太陽が似合うように。

 

 


にっこり地蔵

2014年06月21日 06時22分23秒 | 日記

篠栗四国八十八か所16番札所である吞山観音寺は

千手観音菩薩を本尊とするお寺である。

かなり奥まったところにあるが、篠栗からだと上り勾配が続く

県道から少し入ったところにある。

四季折々の花が、目を楽しませてくれるのでよく出かける。

ここには、お地蔵さんがたくさんおられる。

新緑の向こうに、何体かのお地蔵様が幾月日を越して鎮座してあった。

その中に、苔の袈裟を着たような地蔵が一体

よく見ると、目元が下がり気味で笑いかけられておられる。

よく見れば見るほど、にこやかに笑いかけてあるような