おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

ビンドンのお気に入り(2015冬 福岡市動物園)

2015年02月11日 06時30分56秒 | 日記

 

   現在福岡市動物園に住民票があるゴリラは、ニシローランドゴリラのビンドン一匹である。

彼は、1981年生まれんの34歳である。

ゴリラの寿命は、40年から50年といわれているので、人間でいえばシルバー世代に当たるのかもしれない。

麻袋がお気に入りで移動する時は、必ず片手にぶら下げ獣舎のなかをウロウロとしている。

壁の前など座る場所が決まると、必ず麻袋を地面に敷くと一つ一つしわを伸ばす。

そう、ビンドンはチョウ几帳面である。

 

とても眼光鋭いまなざしからは、想像もつかないが意外性があって面白い。

地面から芽をを出したばかりの野草を口に運んでいた。

檻の中で囲われて育って30数年

ビンドンの隣にいたコップで水を飲むことで、親しまれていたニシローランドゴリラのウィリーは

推定年齢45歳の国内高齢記録を保持し亡くなった。

 

ビンドンにも長生きをしてほしい。

 

これからは、ワシントン条約で売買が禁止されているゴリラは、日本の動物園では見られなくなる恐れがある。

これは、他の動物でも同じような傾向らしく、動物園の限界集落化がそこまで来ている。