今年は余り祭りに出かけなかった。歳とともに行動半径が、着実に狭くなってきているように思う。
まぁそれはそれで仕方がないと諦めているが、時々声をかけ誘ってくれる写友達はありがといと思っている。
写真撮る時に連れ立って行くのは余り好きではない。人と同じような写真を撮りたくないからである。
誘ってくれる写友は、現地解散帰りに集合みたいなところがあるので気にならなくていい。
毎年のことだが正月が明けると、志賀海神社の歩射祭の前日にある胴結舞は必ずカメラを持って出かける。
歩射祭当日はカメラの数も人出も多いが、前日の行事はほとんどカメラも見かけない。
歩射祭の清めの行事を前日に、これでもかこれでもかというぐらい行うのだが、毎年新し顔を見ることができる。
若者の凛々しい顔とともに、新しい年が始まっていく事を感じることができる。
来年は踏ん張ってもう少し、行動半径を広めることに勤めよう。
今年も当ブログにお越しいただき、駄文に付き合っていただきありがとうございました。
新しい年2019年が皆様にとって良い年でありますように祈念いたします。
ひどく暑かった夏の日を記録更新の数字として残し、夏が過ぎてヒガンバナが咲き始めると秋が近いことを教えられる。
今年は昆虫と花を撮ろうと、かなりの時間粘ってシャッターを押した。
相手はかなりのスピードで動き回るわけだから、それなりに空振りになったりフレームアウトも多く出た。
それでもフラッシュの光を浴びせかけ、こちらをあざ笑うように飛び回る連中の一瞬の動きをとめることに勤めた。
ただそれだけの事だが、来年も花が咲く季節になって虫たちが飛び回る頃には彼らと遊びたい。
もちろん仕事に夢中な彼らの縄張りを邪魔をすることなく、適切な距離感をもってググっと迫っていきたい。
今年は花の開花が総じて早かった。ますます加速する温暖化の影響であるのは間違いないのだろう。
見頃情報を確かめて尚且つ早めに出かけていっても、すでに花を落とし始めている事が多かった。
開花の期間も短くなったような気がする。これは花だけの問題で終わらずに、それに依存する昆虫にも当然影響を与える。
生物の半数以上を占める昆虫に異変があれば、遠からず哺乳類である人間への影響も考えられる。
地球温暖化や海洋汚染は、際限なく深刻な事態になっているといわれている。
一日あたりに絶滅し地球から消える種は、およそ100種といわれている。
しかし、オレはエコバックを持って買い物に行く程度しか行動が伴ってはいない。
めったに風邪をひかないし、風邪をひいてもあまり熱が出たりしないのだが、前夜から体がだるくて微熱があり咳がひどくなった。
念のために病院へ行ったのだが風邪でしょうと、風邪薬のＰＬと去痰剤をもらって帰った。
その晩から悪寒がして、体温計は39度近くまで熱が上がっていた。
もらった風邪薬を飲んでも朝方は熱は引いても、夜になると39度近くまで熱が上がる。
それが続くとさすがに風邪ではないことぐらい、素人でも察しがつくしスマホがなんとなく教えてくれる。
熱が出て3日目、ネットで近くの口コミのよさそうな病院を探して行った。
胸のレントゲンンと血液検査をした。
明るく照らされた胸の写真は、もやがかかったみたいに白っぽくなっていた。
医者は肺炎を起こしてます。こことここがとペン先で示してくれた。
熱がある頭はボーっとしながらも、示された血液検査の白血球の値が、標準値をはるかに上回っているのをしっかり見ていた。
抗生物質を飲みながらそれから3日間、高熱とエビぞりになるような咳に腹筋が鍛えられた。
おかげで師走に入っても、日々安静の日が続いた。
写真を撮りに行くこともままならず、本を読むみながら微睡む日々が続いた。
2018年ももうすぐ終わろうとしている。
今年も海ノ中道海浜公園のニホンスイセンに始まり、雪が降ったら動物園のサル山へ足を向けた。
春がきたよと囁きかける花に誘われ、年々狭くなっていく行動範囲を死守しながらファインダーを覗いて廻った。
筑後一の宮とも呼ばれ、古くより格式の高い神社である高良大社は久留米市の高良山の中腹にある。
ご祭神は高良垂玉命であり官幣大社である。ここは日当たりがあまり良くないので比較的紅葉が遅い。
草刈りをしてあった男性が、『今年は紅葉も元気がなか」とポツリと言われた。
色を付けないままに落葉している葉が多かった。
蓮台院御井寺跡のいわゆるもみじ谷の紅葉は、色づいているものの例年のように鮮やかさには欠けていた。
